ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実

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  • サイズ A5判/ページ数 589p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309277165
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

『リボルバー』から『アビイ・ロード』まで、ビートルズのレコーディング現場にいた唯一のエンジニアが語る未公開エピソード満載!

【著者紹介】
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内容説明

1966年『リボルバー』から1969年『アビイ・ロード』まで、ビートルズのレコーディング現場にいた唯一のエンジニアが語る、ファブ・フォー、創作の秘密の全貌。

目次

プロローグ 一九六六
秘宝
アビイ・ロード三番地
ビートルズとの出会い
初期のセッション
ビートルマニア
ハード・デイズ・ナイト
創意と工夫―“リボルバー”の舞台裏
ここにいられて最高です、ほんとにワクワクしています―“サージェント・ペパー”のスタート
傑作がかたちに―“ペパー”のコンセプト
愛こそはすべて…そして長いお休み―『マジカル・ミステリー・ツアー』と『イエロー・サブマリン』
ぼくが辞めた日―“ホワイト・アルバム”の舞台裏
嵐のあとの静けさ―“ホワイト・アルバム”以降の日々
金床とベッドと三人の拳銃使い―“アビイ・ロード”の舞台裏
とどのつまりは―“アビイ・ロード”の完成
穴の修理―アップル時代
ドブとトカゲとモンスーン―“バンド・オン・ザ・ラン”の舞台裏
ビートルズ以降の人生―エルヴィス・コステロから“アンソロジー”まで
今日、ニュースを読んだよ、いやはや

著者等紹介

エメリック,ジェフ[エメリック,ジェフ] [Emerick,Geoff]
1946年ロンドン生まれ。レコーディング・エンジニア、音楽プロデューサー。1962年、16歳の時にアシスタント・エンジニアとしてEMIスタジオに参加、1966年に正規のエンジニアに昇格してビートルズ担当となる。1969年にはEMIを離れ、ビートルズが経営するアップル・レコーディング・スタジオ、1973年にジョージ・マーティンが主宰するAIRに移籍。グループ解散後も引き続きポール・マッカートニー&ウィングスのエンジニアを務めるほか、エルヴィス・コステロやジェフ・ベックなど多くのアーティストを手がける

マッセイ,ハワード[マッセイ,ハワード] [Massey,Howard]
音楽ジャーナリスト兼プロデューサー、エンジニア。「ミュージシャン」誌の前テクニカル・エディターであり、様々な業界刊行物に編集者として協力してきた

奥田祐士[オクダユウジ]
1958年、広島生まれ。雑誌編集を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aloha0307

17
原文で読もうとするも挫折。 ビートルズファン究極垂涎の書。リボルバー』以降ビートルズの録音現場にいた唯一のエンジニア:Emerick氏が綿々と語る。冒頭から大衝撃”Tomorrow Never Knows” ぷよぷよと涌き出る様な、あの効果音&”山のてっぺんでダライ・ラマが唱っている感じ”に歪めたヴォーカルの秘密が明かされます。加えて素晴らしいのが、4人をはじめとした人物に関する描写です。愛情と客観性がこの本では一貫(詳細記せず残念)。ビートルズサウンドの魅力にある謎が少しは解けた気がしています。2016/09/30

ぐうぐう

15
「ピアノの音は絶対ピアノっぽくするな。オレのヴォーカルは月からうたってるような感じにしてくれ」16歳でEMIにアシスタント・エンジニアとして雇われたジェフ・エメリックが、ビートルズの本格的な初セッションに立ち会ったのを機会に、数々のアルバムに参加した思い出を綴った『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』。ビートルズの評伝は多々あるが、エンジニアという立場でサウンドからビートルズ史を綴っているのが、本書の特徴だ。(つづく)2016/06/11

おたま

10
レコーディング・エンジニアであるジェフ・エメリックが、ビートルズのすぐ近くにいて、その誕生から解散までを見届けた「ビートルズ盛衰記」。エンジニアという立場から書かれただけあって、ビートルズの音楽が作られていく細部への言及があって大変興味深い。特に『リボルバー』から始まるレコーディング・ミュージシャンとしてのビートルズの音作りが凄い。『リボルバー』『サージエント・ペパー』『アビー・ロード』のレコーディング・セッションについて書かれたところは読みごたえ十分。2020/01/03

tjZero

7
意欲作『リヴォルヴァ―』から最終作『アビイ・ロード』まで、ビートルズ後期のレコーディングに関わったエンジニアの回想録。このバンドがライヴを行なわなくなり、スタジオ・ワークに専念した時代だから、エンジニアの役割は非常に大きい。なので、貴重な証言集。メンバーからの常識を超えたリクエストに、120%応えようとした創意工夫のあざやかさが、まるでスタジオ録音に立ち会っているかのように伝わってくる。P.217”ビートルズの辞書に「ノー」という言葉が存在しないことも承知していた”。2021/03/29

yodogawa03

3
ビートルマニア必読本2020/04/06

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