出版社内容情報
独特なハンド・メイド絵本(『夜の木』『水の生きもの』)で世界中を魅了したインドのタラ・ブックスから届いた驚愕の仕掛け絵本!
【著者紹介】
1990年岡山県生まれ。筑波大学でビジュアルデザインを学んだ後、同大学院にて本の形態と物語の関係性について研究・制作を行う。2015年インドTara Booksより絵本「Knock! Knock!」を出版。
内容説明
本の構造の可能性を切り開く、新しい絵本!「わたしのくまさんどこにいるのかな?」ちいさな女の子が、家に帰って聞きました。でも…くまさんは、どこにもいません。女の子は、上の階をたずねます。「トン!トン!わたしのくまさんしりませんか?」女の子は、どんどん上にのぼっていって、いろいろな人の世界をのぞき、新しい友達に出会います。でも…わたしのくまさん、どこにいるのかな?
著者等紹介
タカハシカオリ[タカハシカオリ]
高橋香緒理。1990年岡山県生まれ。筑波大学芸術専門卒業。筑波大学大学院ビジュアルデザイン領域修了後、ONE STROKE勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
66
このボードブックは広げながら読むので、テーブル半分くらいの面積が必要です。右へ左へ上へ、そして下へ下へ。女の子がくまさんを探しながら、あちらこちらへお邪魔します。この本を考えた人は理系の頭をお持ちなんだと思います。すごい本です!絶賛!2021/12/12
anne@灯れ松明の火
22
書店見本。”ぱたぱた絵本””広がる絵本”と説明があったが、本当にその通り。横へ、上へ、下へ、ぱたぱたと広がって、くまさんを探して、どんどん大きくなっていく絵本。これは、おもしろい!2016/03/17
Yuko
3
<本体を広げて読む折りたたみ式しかけ絵本。独特なハンド・メイド絵本(『夜の木』『水の生きもの』)で世界中を魅了したインドのタラ・ブックスから届いた魔法の1冊。> 2015年 Tara Books ぱたぱた絵本!あれ、どこからどう開くの?と最初は戸惑いましたが、階段のように、本を左右、そして上下にひらいていくと…なるほど~こうなっているのか~。 見るたびに発見。戻ってみてつながりを確認。“本の構造の可能性を切り開くまったく新しい絵本” だからぱたぱた絵本なんですね! 2018/01/08
わ!
1
やられた~…思わず、そうこぼしてしまう感想である。まちがいなく幼児向けの絵本なのだすが、その絵本のしかけが、面白く、ついついコレクションとして、買ってしまった。しかも、飛び出す絵本(ポップ絵本)の凝ったしかけなら、まだあきらめもするのだが…この絵本の仕組は単純明快。ただし意外にも、今までこのアイデアの絵本は見たことがなかったのである。最近になって、なぜこんな絵本が出来たのかわからないが、いや…思わず、ナイスアイデア…と思わされる絵本である。2015/11/25
憩子
1
Aさんに教えていただきました。2018/03/14