出版社内容情報
1973年刊行の傑作写真集『少女アリス』。その貴重な未発表カットから約60点を厳選。解説=飯沢耕太郎、エッセイ=穂村弘など。
【著者紹介】
1940年東京生まれ。日本を代表する写真家の一人。『少女アリス』『ナディア』『海からきた少女』といった芸術写真のほか、ファッション・アイドル写真集でも活躍。日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こいけ
1
「少女アリス」を見た事ない状態で見たから、なんかすごい、エロティックやな…と。アリスって題材そのものが少女のエロスと相当な関わりがあるのは勿論にしても、これはポルノではないとは言えないんじゃ、くらい相当エロいものに感じられました。見てるときの背徳感がヤバい。そこが好きだけど、先に「少女アリス」見てから見るべきだったなあと思いました。装丁がロマンチックで素敵。余計エロいよ2015/01/14
マシロ
0
サマンサの裸が意外に多くて、これだけ多いと、芸術だ論に違和感が…。もっと、あの、独特な世界観のおとぎ話なアリスが見たかった。買った事については後悔はしてないけど、「少女アリス」の方が好き。2014/11/09
黒猫グリ子
0
大いに期待しすぎたか、あまりに原本との完成度の差があった感が。私としてはサマンサに豊かな表情は求めていないので、好みが分かれるところか。優しそうな大男との写真がお気に入り。しかし写真以上に心惹かれたのが初版ブロマイドに添えれていた林あまりさんの詩、感動して手帳に書き写しました。言い過ぎかもしれないが、本書の最大の魅力は初版特典のブロマイドと詩なのかも。2014/10/26
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- 和書
- 白い首の誘惑 文春文庫