出版社内容情報
「１１ｐｍ」「トゥナイト」「ギルガメッシュないと」など深夜、若者やおじさんを秘かに熱狂させたお色気番組のすべて。
【著者紹介】
編集者・ライター
内容説明
「１１ＰＭ」「トゥナイト」「ギルガメッシュないと」ｅｔｃ…日本のテレビをアツくした伝説のお色気番組をプレイバック！
目次
第１部 「１１ＰＭ」とその時代（インタビュー・朝丘雪路―何もわからず駆け抜けた「１１ＰＭ」アシスタント時代；インタビュー・白岩久弥―「１１ＰＭ」はいちばん楽しくて幸せなテレビ番組でした ほか）
第２部 昭和をアツくしたお色気番組たち（２３時ショー；テレビ三面記事 ウィークエンダー ほか）
第３部 「トゥナイト」の功績（インタビュー・石川次郎―雑誌編集者としてテレビに出続けた八年半；時代観察者、あるいは時代変革者としての「トゥナイト」 ほか）
第４部 アダルトビデオの波のなかで～平成お色気番組事情（ＡＶ隆盛時代の深夜番組―「ギルガメッシュないと」「平成女学園」「出動！ミニスカポリス」ｅｔｃ；ＡＶ女優のメジャー戦略―シームレス化、カオス化する芸能界とＡＶ業界 ほか）
著者等紹介
佐野亨［サノトオル］
１９８２年、東京都生まれ。編集者、ライター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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河村祐介
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勝手にもうちょっと各時代のクロニクル的なものを期待していたので、割と雑誌の原稿集めた感じの構成に肩透かし。だとしてももうちょっと構成で良くなった本じゃないかと、特に世代的に通ってない11PMのあたりの話で思ったり。2016/04/05
わす
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50年代にも国内で放映された米国ドラマやアニメのお色気シーン（といってもキス程度）が話題となることはあったが、国産のお色気番組は60年「ピンク・ムード・ショウ」からで日劇ミュージックホール関係者らによるダンスショー番組だった（ショー映画が前身）。68年ヨーロッパのポルノ解禁に刺激され空前のハレンチブームに、邦画メジャーも成人映画製作に乗り出し、11PMがお色気路線にシフト。以降続々とお色気番組が制作される。政治による自主規制介入、視聴者から批判を受けて自粛、警察の出頭要請など経て次第に穏やかな表現に。2024/07/07
tkm66
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昭和のテレビ番組関係書が出る度に書くが、〈多少乱暴でも良いから関係者が存命中に纏めて出版しちまう〉のが肝要。ちなみに某民放の長寿落語番組は全演目＋演者一覧を完全把握・製本して50周年記念でお客に配った由。すげえ。2018/06/23
