サーカスの時間―本橋成一写真集

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  • サイズ B5判/ページ数 207p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784309274423
  • NDC分類 779.5
  • Cコード C0072

出版社内容情報

サーカスの人々の芸と暮らしを記録した芸能史の貴重な証言。80年版に大幅に写真を加え、再編集した決定版。巻末に小沢昭一対談。

【著者紹介】
東京生まれ。写真家・映画監督。写真集『炭鉱』(第5回太陽賞)、『無限抱擁』、『ナージャの村』(第17回土門拳賞)、『昭和藝能東西』、『屠場』、新装改訂版『上野駅の幕間』他。監督作品「ナージャの村」他。

内容説明

33年の歳月を経て限りなく豊かな時が今よみがえる。旧版の写真を大幅に差し替え、増補再構成した決定版!

目次

静岡/沼津市/関根サーカス/1976年11月
埼玉/大宮市/関根サーカス/1978年4月
愛知/名古屋市/木下サーカス/1979年12月
埼玉/大宮市/矢野サーカス/1978年4月
愛知/知立市/関根サーカス/1979年7月
東京/多摩市/関根サーカス/1978年6月
長野/飯田市/関根サーカス/1979年8月
東京/世田谷区/関根サーカス/1977年3月
東京/武蔵村山市/ホリデーインサーカス/1986年6月
静岡/静岡市/関根サーカス/1977年1月〔ほか〕

著者等紹介

本橋成一[モトハシセイイチ]
東京生まれ。1963年、自由学園卒業。68年、写真集『炭鉱(ヤマ)』(現代書館)により第5回太陽賞受賞。95年、写真集『無限抱擁』(リトル・モア)で日本写真協会年度賞、写真の会賞を受賞。98年、写真集『ナージャの村』(平凡社)により第17回土門拳賞受賞。同名のドキュメンタリー映画は文化庁優秀映画作品賞を受賞、海外でも高い評価を受けた。2002年、映画第2作「アレクセイと泉」で第52回ベルリン国際映画祭ベルリナー新聞賞及び国際シネクラブ賞を受賞、第12回サンクトペテルブルク映画祭でグランプリを受賞。2013年日本写真協会作家賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

45
何だろう・・・人の息遣いと体温を感じる。小さい頃、サーカスに行った記憶がある。一番、記憶に残っているのが、球体の中を走りまわるオートバイの芸だ。これが、異世界の入口なんだと感じたのかもしれない。それとは裏腹に、そこで暮らす人としての佇まいが、何ともいえない味がある。2023/12/04

むぎじる

38
非日常の世界を見せてくれるサーカスに、幼い頃は特に憧れていた。ゾウやサルと暮らす団員たちの当たり前の日常を見て、さらにワクワクした。一か所にとどまらず、旅をしながら生活するって夢がある。巻末の小沢正一とヘンリー・安松の対談も興味深く楽しく読めた。2021/08/03

どさんこ

3
子供のころ、キグレ大サーカス、木下大サーカスが町に掛かり、親に連れて行って貰った覚えがある。当時(昭和30年代)、他に楽しみもなかったからかもしれないが、何故か子供を興奮させるものだった。今はもう、古典芸能と同じように、隅に追いやられているのだろうか。シルクドソレイユのような、やたらとスマートさが目立つものは持て囃されているようだが。2016/01/29

2
2013年11月20日初版印刷 2013年11月30日初版発行 著者:本橋成一 対談:小沢昭一、ヘンリー・安松(1980年) ブックデザイン:伊勢功治 プリント製作:小原佐和子(ポレポレタイムス社) 製函:博進紙器製作所 協力:Nobu 発行者:小野寺優 発行所:株式会社河出書房新社 印刷:凸版印刷株式会社 製本:大口製本印刷株式会社 定価:本体4800円(税別)2023/11/29

桜絵

2
本橋さんの写真集と、ちょっと小話。 昭和時代、日本で行われていたサーカスの白黒写真が続く。サーカスの舞台裏や練習風景、もちろん舞台本番も。写真が盛り沢山である。日本で撮られていて出てくる人もほとんど日本人なのだが、日常に突然現れた非日常を写し取ったようななんとも不思議な雰囲気を醸し出している。 途中途中に挟まる芸人さんの話も、短いながらに波乱に満ちているものばかりで面白かった。2023/07/20

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