感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
49
2012年刊行。河出書房新社のAzuma Hideo Best Selection の全5巻の1冊目で、編者は山本直樹。「やけくそ天使」5作、「スクラップ学園」5作、「どろろん忍者」11作、「どーでもいんなーすぺーす」2作、「ちびままちゃん」1作。他に「Drアジモフ ロボットつれて」「不気味が走る」を収録。「不条理日記」シリーズは、あえて選ばなかったとのこと。2023/08/19
oldman獺祭魚翁
30
河出の吾妻ひでお選集の中で一番手にいれがたかった1冊。もう表紙からしてエロ雑誌にしか見えないという本。なにしろ編者は山本直樹。この選集が「やけ天」やら「スクラップ学園」「どろろん忍者」と一番充実している気がする。プレイコミックやPeke、奇想天外など描きまくっていた頃だと思う。これは図書館にはちょっと無理なので読むのはちょっと難しいかもしれないなぁ。長めの感想はこちら⇒https://www.honzuki.jp/book/210957/review/256133/2021/01/10
miroku
14
表紙にびびった! 吾妻ひでおとは何であったのかを再確認するための一冊であった。2015/03/15
片瀬
13
表紙の娘は、うしじまいい肉氏。谷山浩子さんつながりで知った吾妻さん。内容はかなりひで~お。“21世紀のための”ってことでSFが多いんですが、もー支離滅裂だし、いちいちアウトローすぎです(笑)。デフォルメしたって、グロさもエロさも緩和されないという(泣)。ホント絵は可愛いんですけどねえ。『恍惚都市』がいちばん血みどろでイカれてたと思います。2016/04/03
出世八五郎
13
読んでみた。面白いと思えないけど、評判通り”萌え“とか”オタク“とかの文化の原点としては面白く読めた。そのアナーキーぶりは印象に残り難いけど、まだこれら萌えが生まれていない頃には本作は十分にショックだったのかも知れません。画が自分好みだったなら萌えてたかも知れない作品。