内容説明
すべての音楽に秘められた謎を解く。なぜ人は音楽を聴くのか?音楽とは何からできているのか?音色やハーモニーをなぜ認識できるのか?音楽は意味を伝えるのか?音楽好きなら誰もが知りたかった疑問に科学で答える名著。
目次
前奏曲―世界は音楽に満ちている
序曲―音楽とは何か、そしてどこから来たのか
スタッカート―楽音とは何か、また使う音はどう決められるか
アンダンテ―良いメロディとは何か
レガート―音楽とゲシュタルト原理
トゥッティ―協和音と不協和音
コン・モート―リズムとは何か
ピッツィカート―音色
ミステリオーソ―音楽を聴くと、脳はどう活動するのか
アパッショナート―音楽はなぜ人を感動させるのか〔ほか〕
著者等紹介
ボール,フィリップ[ボール,フィリップ][Ball,Philip]
サイエンスライター、『ネイチャー』誌の編集顧問。ブリストル大学で物理学の博士号を取得。学生時代には音楽の演奏にも没頭していた。著書に、2005年度アヴェンティス科学書賞を受賞した『クリティカル・マス―一つのことはどのようにほかのことを導くのか』(未訳)など
夏目大[ナツメダイ]
1966年大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。大手メーカーにSEとして勤務した後、翻訳家に。現在、翻訳学校フェロー・アカデミーの講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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