内容説明
ある日、道に迷ってしまったパパと赤ちゃんジロ。わくわくドキドキな大冒険!のあいだにも、赤ちゃんはおナカがすいたり、オムツがぬれたり、ハイハイができたり…お世話でパパは大忙し。はたしてふたりは、ママのもとへ無事に帰りつけるのか。
著者等紹介
榎本俊二[エノモトシュンジ]
1968年、神奈川県生まれ。代表作に『GOLDEN LUCKY』『えの素』『ムーたち』などを持つギャグ漫画家。2人の子供(13歳の長女と6歳の長男)の父親でもあり、育児生活を描いたエッセイマンガ『榎本俊二のカリスマ育児』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
7
榎本俊二の、絵本?とも言えるだろうオールカラー作品。いつも通りの単純そうで描くのは難しいであろう構図や、その抜群なギャグセンスは変わらずに、オールカラーであるので、絵にも注目しながら読んでいた。特に48-49頁の見開きが圧巻で、ずっと見入ってしまった。この本、ずっと探してたんだけど本当にたまたまブックオフの大判コミックコーナーに置いてあって、そりゃ嬉しいのなんの笑 もっと最近の育児エッセイみたいな感じかと思ったら違ったねー、こういう榎本俊二も大好きだ。カラーの作品あまりないからなあ。第二弾、大歓迎である!2015/08/13
小鈴
4
イクメン冒険ファンタジーもの(笑)。エノモトの絵と間合いがいい味だしていて、大人も子どもも楽しめます。タイトルは、ママバック(って言葉はジェンダーの偏りある言葉だね。親バッグというように気をつけよう)と同じで、作者の思い入れがあるから主人公のあかちゃんジロのバッグという意味でつけてます。でも、タイトルは分かりにくいなぁ。カリスマ育児なみのタイトルの方が読者が増えるかも?!2013/07/21
そのじつ
4
物理法則を創作で見る快感を素晴らしく伝えてくれる榎本作品。いつものエログロ・ナンセンス抜きなので、普段の榎本ファン以外の方も気持ちよく読める。左の看板が倒れてくる→左手で支える→右の看板が倒れてくる→右手で支える→赤ん坊の落下(コマ落とし)→赤ん坊を受け止める→左右の看板が頭に落下。の流れだけで気持ちいい!やれやれ、とおんぶひもを作るパパの頼もしさと赤ん坊のいる生活の楽しさよ!素敵!2013/07/19
りえぞお
2
あっという間に読み終わったので書き忘れていた。短くてもしっかりエノモト、何度も何度も読みたくなる本でした。しかしコレ、見事に店頭で見あたらない…。どこのコーナーに置いたらいいのか書店さんもわかんないんだろうなあ。2011/05/03
かやま
2
任天堂あたりがこういうアクションゲーム出してそうだなと思ったりした。榎本ファンのコレクターズアイテムなどではなくいろんな人におすすめ。2011/01/29