出版社内容情報
作曲家たちを魅了した、歴史的なピアノの名器を徹底解剖。彼らが愛した音色はこれだった! 当時のピアノで奏でる、特別CD付き。
内容説明
歴史的なピアノの構造を完全撮り下ろし。心臓部分のアクションの比較、音域やハンマーの発達など…音楽史に名を刻んだ、不朽のピアノの変遷が分かる。
目次
1章 ピアノの誕生(チェンバロ;ヴァージナルとスピネット;クラヴィコード ほか)
2章 ウィーン系のピアノ(ヴァルター;モーツァルト;シュトライヒャー一族 ほか)
3章 イギリス系のピアノ(ブロードウッド;ハイドン;クレメンティ ほか)
著者等紹介
小倉貴久子[オグラキクコ]
東京藝術大学を経て同大学大学院ピアノ科修了。アムステルダム音楽院を、特別栄誉賞“Cum Laude”を得て首席卒業。1988年、第3回日本モーツァルト音楽コンクール、ピアノ部門で第1位。93年、ブルージュ国際古楽コンクール、アンサンブル部門で第1位。95年には同コンクール、フォルテピアノ部門で9年ぶり史上3人目の第1位と聴衆賞を受賞し話題を呼んだ。室内楽演奏会『音楽の玉手箱』や『ベートーヴェンをめぐる女性たち』、『モーツァルトの生きた時代』などのコンサートシリーズを展開する一方、ソロ、室内楽、協奏曲などバロックから近現代まで幅広いレパートリーで活躍。これまでにCDを20点以上リリース。2000年12月号から2年間にわたり雑誌「カンパネラ」に、「ピアニストから見たベートーヴェンの素顔」を連載。03年9月号から半年間と04年11月号から5回にわたり「ムジカノーヴァ」誌(音楽之友社)の「解説付楽譜」のコーナーを担当。04年度より東京藝術大学古楽科にてフォルテピアノの非常勤講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takakomama
あるちゃ
織川 希
ひよこ
かい