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ムナーリの機械

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  • サイズ A4判/ページ数 28p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784309270616
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

内容説明

本書は、1942年にEinaudiから初版刊行後、長らく絶版になっていたが、1974年に叢書シリーズの一冊として復刊され、その版が日本でも『ナンセンスの機械』として1979年に筑摩書房より刊行された。近年、ムナーリの著作をまとめて管理し復刊しているEdizioni Corrainiから出た初版と同じ版型の原書Le Macchine di Munariを底本として作られた。

著者等紹介

ムナーリ,ブルーノ[ムナーリ,ブルーノ][Munari,Bruno]
1907‐1998。1907年、ミラノで生まれる。アート、デザイン、美術教育など多岐にわたる分野で活躍した美術家。1958年イタリアを訪れていた詩人・美術評論家の瀧口修造と知り合い、瀧口によって1965年に日本でも個展を開いた

中山エツコ[ナカヤマエツコ]
1957年、東京生まれ。東京外国語大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。ヴェネツィア大学文学部卒業。現在ヴェネツィア大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らぱん

30
素敵だ。破壊力が突出している。出来損ないのピタゴラ装置で、絶対に作動しそうになく、そもそも何の役にも立たない機械の図解付き製作手引書。素晴らしく馬鹿馬鹿しい。表紙のタイトルが犯人からの手紙のように活字を切り刻んだ文字で作られていたり、見返しの偽の新聞記事や、扉の警告文のアナグラムなどなど…細かなところの粋な遊びも皮肉が効いている。1942年という戦中の出版から考えると、当時の読者は今よりもずっと過激で挑発的なものを受け取っているのかもしれない。アナーキーでパンクなムナーリを知った。2019/05/26

更紗蝦

24
原書の初版の発行は1942年で、1974年に復刊されたバージョンが日本で『ナンセンスの機械』として1979年に筑摩書房から出版され、それを2009年に河出書房新社が原書の初版と同じ版型でタイトルも原書の直訳(『Le Macchine di Munari』=『ムナーリの機械』)にして2009年に出版したのが本書です。おそろしくナンセンスで、無駄だらけで、楽しい機械のアイデアが載っているビジュアル本で、おそらくはNHKの『ピタゴラスイッチ』のヒットをきっかけに再評価され、新装版の企画が出たものと思われます。2020/02/05

ちか

24
ムナーリの遊び心一杯の絵本。正直、どれもいらないよ(笑)いらないものを一生懸命考えてつくるムナーリさん。えらいわー。左ページに解説。右ページに絵。シンプルな絵で楽しい。じっくり見てるといらないと思えたものがいるのかな?に変わってくる。ムナーリさん、流石です。2015/01/10

allite510@Lamb & Wool

11
「蚊を死ぬほど辱める機械」など、突拍子もない目的のために無駄で楽しい手順を重ねるナンセンス機械たち13種の絵本。レトロな味のある機械のイラストやその解説文も楽しいが、「注記」が白眉。突然意味不明な決意表明をしたり(けちけちしないぞ)、イラストの描かれていない部分へ言及したり(箱の後ろには白い石がある)など、前大戦中のイタリアで出版されたことを考えると、シュールな脱力ギャグの数々が自由すぎて清々しい。2018/05/23

Te Quitor

7
美術教育家などの肩書きで有名なムナーリのお遊び。心底どうでもいい機械を一生懸命に考えた。ほぼ運任せで用途も無意味なピタゴラスイッチ。面白い人には本当に面白い。逆に「くだらないっ」と一蹴してしまう人だっているだろう。シンプルな絵の中にデザインのイロハが詰め込まれているようだ。個人的に「蚊を死ぬほど辱める機械」が好き。ナンセンスがハイセンスな大人の絵本。シンプルなデザインはあまり好きではないが、発想豊かなモノは好き。欲しくないけど欲しい絵本。2014/01/25

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