内容説明
「あなたの国語力、二歩前へ!」
国語・漢和辞典、文芸書、実用書、雑誌の校正を主な業務とする校正プロダクションが、作家、新聞記者、編集者などプロも間違える日本語を、さまざまな例文を挙げながら、赤字で徹底的に解説します。
さっそくですが、下の3つの文から、誤植を見つけて正しい字に直してみましょう!
1.今年還歴を迎える
2.ぐうの根も出ない
3.花を仏前に備える
有限会社 玄冬書林(げんとうしょりん)
1995年創業の編集・校正プロダクション。国語・漢和辞典の編集協力・校正、言葉の本の企画・執筆・編集、文芸書・実用書・雑誌の校正を主な業務とする。編著に『画数・音・意味で選ぶ 赤ちゃんの名づけ字典』(加納喜光監修・小学館)、『ウソ読みで引ける難読語辞典』(篠崎晃一監修・小学館)がある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりん
14
日本語って難しいと再確認する。校正・校閲者の方々のお陰で新聞や書籍を気持ちよく読むことが出来ていることに感謝。知識とセンスを身につけるのは難しい。2018/12/27
たけお
3
装丁デザインから「ライトに読めそう!」って思い手にとってみたところ、、、トンデモナイ(笑)。なかなかハードコアな内容でした。言葉の誤用を表層的に正すだけでなく、その理由や由来まで記すツッコミっぷり。助詞とか助動詞が入ってくる説明とかではちょっと難しくてわからんちん、でした。ガチな校正屋さんである著者。しかし決して職人気質を押し付けることなく、コンテクスト(テキストのみならず時代なども含め)を鑑みて言葉を扱うそのフラットな姿勢に好感が持てます。シリーズ化して日本語の価値をさらに高めてほしい!と思えた一冊。2020/02/08
osakanazuki44
3
例文を校正・校閲して、言葉の誤用・成り立ちを紹介。「繙く・紐解く」、「初年」、「挽回」の意味や使い方を間違えていたかも。2019/11/14
miho
2
【2019-016】【図書館】たしかに、『ワンランク上』。 私には少々難しかった。 誤用に関する箇所を主に読み、文法の部分は読み飛ばした(^^;) 喧々囂々とと侃侃諤諤、まさに!!ケンケンガクガクって勘違いしてた…難しいけれど勉強になった!2019/04/19
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