プロ野球いぶし銀のベストナイン

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309270036
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

打倒巨人、アグレッシブな守備、中継ぎの意地…記録だけがすべてでない。味わい深いプレイとキャラクターで、記憶に残るサムライ9人―永淵洋三、永射保、屋鋪要、松永浩美、西川佳明、吉永幸一郎、渡辺正和、外木場義郎、森脇浩司―を徹底取材。職人たちのプロ野球魂を描く。瞼に焼きついた9人のサムライたち。

目次

甦れ!昭和の名選手たち―野球選手が私に人生を教えてくれた
1番 豪酒豪打の天才スラッガー・永淵洋三―「あぶさん」のモデル
2番 ワンポイントリリーフに生きた男の矜持・永射保―「サウスポー」のモデル
3番 攻撃的な守備に生きた快足男・屋鋪要―スーパーカートリオのその後
4番 史上最強のスイッチヒッター・松永浩美―目前の二千本安打
5番 “配球の妙”・西川佳明―清原と新人王を争った男
6番 虹のアーチ・吉永幸一郎―和製ベーブ・ルースはイチローの陰の師
7番 中継ぎのエースにプライドを賭けて・渡辺正和―「中年の星」と輝いたサウスポー
8番 ノーヒット・ノーラン三回の怪腕投手・外木場義郎―カープの守護神
9番 監督代行・森脇浩司―王イズムを継承する

著者等紹介

澤宮優[サワミヤユウ]
1964年熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学文学部卒業、早稲田大学第二文学部卒業。現在はサラリーマンのかたわら、スポーツから文学まで幅広く執筆している。2003年1月に刊行された『巨人軍最強の捕手』(晶文社)で戦前の巨人軍の名捕手吉原正喜の生涯を描き、第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

8
記憶に残る9人のプロ野球選手にスポットライトをあてている。近鉄の永淵洋三は、水島新司のマンガの"あぶさん"のモデルとなった選手。ノンプロの東芝で酒代のため使い込みをしてしまったので契約金目的で近鉄に入団したというからすごい。オールスター戦では前の晩に飲み明かしながらもホームランという酒豪伝説。どんなに飲んでいても試合ではすさまじい集中力を発揮した。だが、その活躍は長くは続かなかった。アルコールは筋肉を酸化させやすいため、後年は肉離れなどに苦しんだ。まだ管理野球という言葉がなかった時代の話である。     2013/12/22

snakedoctorK

2
元ライオンズの永射投手を読みたくて読みました 松永選手や西川投手の章も大変興味深く読めました 2011/12/13

coco_umibe

2
生涯成績としては特筆されないが、その時代、そのチームにおいて記憶に残るプレイヤーの側面を新聞・雑誌記事やインタビューなどから書き上げたもの。どんなプレイヤーにも物語はあるのだろうけど、このように本にまとめられると特に印象に残るね。2010/05/27

あーさー

1
名球会には入れずも、プロ野球界でしっかりと存在感を示した9人を丁寧に取材なさっています。私好みの選手が揃う、お気に入りの1冊です。2021/12/08

手ぬぐいゲッター

1
ほとんど実績を知らない選手からよく名前を聞いていた選手までいろいろいましたが、素顔が垣間見られて良かったと思います。2018/12/12

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