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内容説明
BOREDOMS、羅針盤、想い出波止場、ROVO、PARA、Chaos Jockey…の鬼才ミュージシャンが贈る、待望のエッセイ第二弾。
目次
第1章 日本最高の喫茶店(ギタバリョー第二部精神群像篇;DJの隣りに部屋を借りて盗聴する;遠くへ向かって近づくとき ほか)
第2章 かませ犬のバラード(インドでミョンミョンか;入道雲を見て泣く中学生;名刺にサーファーと書いた頃 ほか)
第3章 模型の夢(シカの頭のはく製が怖い;大きな湖には一生なれない;はや崖っぷち ほか)
OM
著者等紹介
山本精一[ヤマモトセイイチ]
1958年生まれ。造音作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oyu---
3
深沢七郎のような得体の知れない感覚の文章に青木淳悟や山下清のような、読んでいてときどきギョっとさせられるところもあり非常に面白い2013/11/15
ひと
2
友人の奥様のオススメで。ダメ人間ぶりがすごく共感できる。溝に落ちた子犬を助けようとして、思いっきり噛まれて“殺そう!”と思う話や、京都でお金がなくなって、自販機の釣り銭を漁る話は、声出して笑ってしまった。ものごとに対する洞察の鋭さ、特に音楽に対してはすごいと思いました。するする読める文章もうまい。2017/05/28
Walky-Talky
2
特別文章の構成が上手いとかそういうわけじゃないんだけど、とにかく読ませる。どこからそんなに湧いてくるんだと思うようなネタばかり。京都で散財して大阪に帰る電車賃がなくなったので自販機の小銭を漁るものの後100円足りない、仕方ないからなぜか買ってしまった和紙を道行く人に売り歩く、そんなことが平然としたトーンで訥々と語られる。さながら山本精一のソロ作品の音楽のようなエッセイ集。面白すぎる。2016/08/17
hicadelic
1
10時間大サイケの回がおもしろい。2012/02/06
ビーフハート
1
言葉のフィードバックノイズが聴こえる。2008/04/15