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内容説明
東西人気落語家12人が語る「私と師匠」。ファン必見のインタビュー集。
目次
笑福亭松鶴と笑福亭鶴瓶―「いっぺんに惚れてしもたんですよ」
春風亭柳昇と春風亭昇太―「歳取って、僕もこんな面白い生き物になれたらなあって」
柳家小さんと柳亭市馬―「師匠は死なないって思ってました」
桂文枝と桂あやめ―「私にとって師匠は神様なんです」
柳家さん喬と柳家喬太郎―「一番弟子っていいもんだなって」
古今亭志ん朝と古今亭志ん五―「だって、うちの師匠は宇宙人ですもん」
三遊亭圓丈と三遊亭白鳥―「師弟って結局は縁なんですよ」
春風亭小柳枝、春風亭柳昇と瀧川鯉昇―「僕は、長男になりたかったんです」
林家こん平と林家たい平―「スピリットを吸収したい」
柳家小三治と柳家喜多八―「そっくりって言われてもいい。弟子なんだから」
林家木久蔵と林家彦いち―「家が近かったから」
立川談志と立川志の輔―「談志が師匠じゃなかったら」
著者等紹介
浜美雪[ハマミユキ]
1955年、横浜生まれ。国際基督教大学卒業後、日本興業銀行(現・みずほ銀行)に勤務したのち「SWITCH」誌の編集者に。その後筑摩書房の雑誌「頓智」の編集を経てフリーとなり、現在は「笑芸人」(白夜書房)の編集を手がけるいっぽう、歌舞伎や映画関係の聞き書きや雑誌や新聞の書評などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
20
12人の噺家さんが師匠について語る。ほのぼの。流れというか縁で、師匠を選んでいる人多い。2014/07/09
緋莢
14
「こらおもろいおっさんやなあと」仁鶴に弟子入りするつもりが、松鶴の落語を聞いて惚れてしまい、弟子入りした笑福亭鶴瓶、「剣道枠」で小さんに入門した柳亭市馬、「なんで僕なの」、「家が近かったから」、「あっ、そう」そんなやり取りをした林家木久蔵と林家彦いち・・・弟子入りから、その後の経緯は十人十色。12人の人気落語家の「師弟」について書いた本。2017/01/06
lagopus55
3
噺家12組の師弟関係を綴ったインタビューが中心。師弟それぞれに、面白いエピソードがあり、その底流には 「惚れて弟子になったのだから我慢するし、師匠だって情が移る。」と言う部分があるんでしょう。ただ著者のまえがきが長い。教育うんぬんというのもなんだか白けさせる。どうせなら「あとがき」として思う存分書いていただきたい。楽しい芸人さんたちのお話として読むだけだったらいかんのかなあ。2007/07/24
りこ
2
最近よく落語会に行くようになり、ファンになった噺家さんたちとその師匠のエピソードが知りたくなって購入しました。ふんわりと心があたたかくなるようなエピソードも「私にはとてもこんな辛抱はできない」とびっくりするようなエピソードもありますが、登場したすべての師弟から愛情が感じられました。2012/03/20
はなだいこ
1
師匠と弟子の関係は高座からよく話を聞くけれど、そこには出てこない真の姿が見えてきました。2009/12/29