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内容説明
やっぱり絵画は最高に面白い!!!巨匠の意外な素顔、あの名画にまつわる驚きの誕生秘話…が盛りだくさん。アートがどんどん身近になる、大好評の美術BOOK第2弾!NHKテレビ「総合、BShi、BS2」で放送中の人気番組、待望の単行本化!またまた「とっておきエピソード」が続々…。
目次
第1の迷宮 寝ても覚めても光、光…「光」をつかんだ画家たち
第2の迷宮 傑作の陰に女あり?!「恋」はアートの生みの親
第3の迷宮 絵具をあやつる魔術師たち 「色」のマジックにご用心!
第4の迷宮 巨匠のスーパーテクニック!キャンバスは「技」の博覧会
第5の迷宮 事件は絵の中で起きていた!名画に隠された「ドラマ」
第6の迷宮 絵筆にこめられた愛の眼差し 描かれた「子ども」たち
第7の迷宮 貴女こそわが芸術、わが魂!美は「女性美」と見つけたり
第8の迷宮 想像力はアートのみなもと?!目には「見えない」ものを描く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハイク
152
シリーズ第2集である。これまで本物を観た絵は印象に残っているし、又解説で印象に残っている絵も思い出す事が出来る。若冲は少し前の澤田さんの本で読んだ。フェルメールの「青いターバンの少女」は日本に来た時観た。思った以上に小さな絵である。ゴッホの「夜のカフェテラス」も印象に残っている。ピカソの「ゲルニカ」はスペインで観た。大作であり解説があって初めて理解出来る。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」もウフィツィ美術館で観て圧倒されたのを憶えている。今ボッティチェリや歌川国芳の展覧会を開催している。観に行く予定だ 2016/03/25
れみ
76
様々な切り口で絵画に隠されたエピソードを明らかにするテレビ番組「迷宮美術館」の本、第2集。絵画が宗教的な意味合いを強く持っていた時代からの変化が興味深い。前の巻よりも日本の画家が多く取り上げられてて良かった。特に最近気になってる若冲も。クリムトの「接吻」は普段私が好む感じの絵ではないけど不思議と心惹かれるものがあるなあ。それにしても…ココシュカ・クリムトのページに登場する女性、アルマ(作曲家マーラーの妻)。奔放だなあ^^;2015/11/27
紅香
38
どんな巨匠も人間。そのカンヴァスに描かれたひとつひとつは画家たちの生々しい記憶。生きたあかし。何を愛し、何に怒り、何を絶望し、嫉妬し、救い求め、祈り願ったか。少し開かれた扉から漏れる光は画家達の苦渋に喜びに満ちた解放の旋律。その先の足跡をその過去の形跡を辿りたくなる。美しさを浮かび上がらせた混沌としたものの力の正体を。。特にロダンの地獄の門に向かわせた負への下降の軌跡。絵で友を救い上げようとしたルブラン。圧倒的な不敵の笑みさえ見えそうな若沖の色。女性の最終的な美を母の面差しに見い出した上村松園の生涯。2015/01/28
drago @高校野球観戦中。
22
藤田嗣治とパリのトップモデル・キキとの友情。 ロダンを支えた21歳年下の彫刻家カミーユ・クローデル。 オーストリアの若き画家たちを狂わせたアルマ(作曲家マーラーの未亡人)。 芸術と色恋の関係が面白い。 ☆☆☆★★2016/02/13
またたび
18
NHKの番組を単行本化した第二弾。第二弾では知らない絵画も結構たくさん出てきて、楽しく知る事ができた。ただ、なぞがなぞを呼ぶと言うと、絵の中に隠された暗号を読み解くというような事を想像してしまうので、そこまで謎めいている内容ばかりではないような…。フェルメール、クリムト、伊藤若冲、ボッティチェリなどなどバラエティに飛んだ作品を全編カラーで見られのはお特感があります。2013/08/24
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