内容説明
それでも、やみくもに努力し続けますか?フランス人に学ぶ、とびきり自由で賢い生き方。
目次
第1章 時間
第2章 お金
第3章 愛
第4章 食・健康
第5章 暮らし
第6章 教育
第7章 常識
著者等紹介
吉村葉子[ヨシムラヨウコ]
藤沢市生まれ。立教大学経済学部卒業。生活文化研究家。20年間のパリ滞在を通じ、フランス及びヨーロッパ全域を対象に取材、執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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和草(にこぐさ)
13
自分をハッキリ主張するフランス人。自己主張が苦手な日本人。著者の思いはフランス人よりに感じた。もう少し日本人の良い所とも比較して書いてあると良かったかな。2014/05/31
RYOyan
4
感情剥き出しで喜怒哀楽がはっきりしている日本人だって、ちょっと昔はたくさん居たような気がする。世間様よりも自分たち、すなわち今ここにいる人たちを大切に思うこと。空気を読むのは程々にして、自分の気持ちに素直になろう。2014/02/17
めい
3
フランス人の考え方がわかって面白かったです。環境が人をつくるものだと、改めて感じました。日本人でよかった。とも思えました。2014/05/14
sattin
2
フランス人に比べると、日本人は何事も穏やか、かつ薄いのかもしれません。古いものを大切にするとか、ホームパーティを好むとか、田舎と都会の生活を両立するとか。仕事にかまけず、プライベートもばりばり活動しているのが理想的ですね。以前フランス人の政治意識の高さに驚いたことがあるけど、この本でも同じ印象です。「なんでそんなに仕事だけ頑張っちゃってるの」と日本人にぜひ言ってやって欲しいと思います。2009/06/07
Figaro
2
全身で喜怒哀楽を表現し、しかも合理性を追求するフランス人。感情を抑制する能力が、あたかも理性の作用だと勘違いする日本人。日本人は、自分の意思を相手に正確に伝えるために、もっと自分の気持ちを正直に出したほうがいいのか?人生をより楽しむために、もっとわがままで自己中心的になろう。パリジェンヌのように。2009/05/30