内容説明
あと少しだけ背伸びをすれば。大好きな音楽をもっといい音で聴きたい。だけどオーディオマニアにはなりたくない。そんなあなたにピッタリの機器とは?クラシックの代表的作曲家と作品から探る、初めてのオーディオガイド。
目次
第1章 マーラー―オーディオの粋は「あきらめる」ことにあり
第2章 ヴェルディ―装置の置き場所は必ずみつかる
第3章 ヴィヴァルディ―ハイエンド「的」スピーカーを探せ
第4章 バッハ―ヘッドフォンなら今日からあなたもハイエンダー
第5章 ワーグナー―古典的スピーカーを味わえ
第6章 モーツァルト―真面目サウンドは天才サウンドに通じる
第7章 ベートーヴェン―音楽はパワーだ!
第8章 ブラームス―アンプの王道は温故知新にあり
第9章 R・シュトラウス―ロマン派最後の巨匠と当今ディスク・プレイヤー事情
第10章 ブルックナー―オーディオには夢がなくっちゃ
著者等紹介
石原俊[イシハラシュン]
随筆家、翻訳家、音楽評論家。1957年東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。音楽、写真などの芸術全般と、オーディオやカメラなどのメカニズムに造詣が深い。文明批評としてのオーディオ評論を手がけるほか、ディスク批評を各誌に連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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baboocon
4
アナログオーディオに興味が出てきて、そっち方面の記述を期待していたけど音源に関してはCDばかりだった。ただオーディオの本ながら、クラシックの作曲家や指揮者に関する話題が豊富でうんちくは楽しめた。2016/03/28
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
1
☆×3.0…やっぱりオーディオはお金に尽きるものですね。私には残念ながらそれにお金をつぎ込む余裕なんぞありませんが(笑)残念ながら私とこの本は相性が合いませんでしたが、作曲家についての項に関しては非常に面白く読めました。2011/06/16