内容説明
語るほどに溢れる、市川映画への愛。いずれ劣らぬ映画好きが、市川崑の魅力と謎を語りつくす。
目次
出逢い
『カルメンシータ』と『ホワイトライオン』
コン・タッチの確立
都会喜劇の時代
映写のあとで『愛人』
『プーサン』と諷刺喜劇
センスと造形
シリアス路線へ
二つの『ビルマの竪琴』
間口広く、奥行き深く〔ほか〕
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mizzan72
5
市川崑の研究で有名な(……だそうです。知らなんだ)森遊机さんと、和田誠さんの対談本。二人の興味の対象は映画だけにとどまらず、音楽や文学、デザイン、時代を象徴する事件など、様々な分野から関連しそうな事柄を引っ張ってきて、市川崑の頭の中を考察する。濃いなぁ。2018/03/18
Gen Kato
3
和田氏、森氏の対談を中心に、塚本晋也、井上ひさし、小西康陽、橋本治、椎名誠、宮部みゆきが「市川崑・私のこの一本」を語るという贅沢な一冊。悔しいのはけっこう観ているつもりが観逃しが多い…(泣)『プーサン』『こころ』『ビルマの竪琴(旧・新)』『こころ』『東北の神武たち』『穴』『炎上』『鍵』『女経』『ぼんち』『おとうと』『黒い十人の女』『破戒』『私は二歳』『東京オリンピック』、角川金田一シリーズ5作、『火の鳥』『細雪』『おはん』『映画女優』『竹取物語』『天河伝説殺人事件』『八つ墓村』… まだ半分以下…2015/01/26
takao
2
ふむ2025/01/26
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