内容説明
色気こそ若さを保つ秘訣。あきらめるのは、まだ早い!自らの「性歴」を、専門医の立場から赤裸々に開陳しながら、熟年世代にすすめる快適老後のセックス・ライフ。
目次
はじめに―灰になるまで色気を(『老年期の性』が語りかけるもの;絶倫男・世之介の教訓;性欲こそ健康のバロメーター)
私のヴィタセクスアリス(再婚騒動;戸籍年齢と生理的年齢のちがい;神仙道呼吸法のすすめ ほか)
性のトラブル、あれこれ(春に多い腹上死;女性の性交死!;妻が性交渉をいやがる例 ほか)
則天武后の話(長安城の悪夢;野望の果てに;絶倫女の末路)
著者等紹介
田野辺富蔵[タノベトミゾウ]
1907年生まれ。31年、東京帝国大学医学部卒業。36年、岩手医専(後の岩手医大)教授として赴任。戦後、鎌倉に診療所を開設、今日にいたる。主要著書に『日本眼科全書』『現代養生訓』『医者見立て・江戸の好色』『医者見立て・江戸の枕絵師』など多数。浮世絵の特異な研究家としても知られ、診療、著作活動のあいまをぬって、東京、横浜、ニューヨーク、モントリオールなどで講演会をもつ
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