内容説明
形勢の良し悪しを知らずして碁を打つのは、方位磁石を持たずして大海にこぎ出すがごとしと言われますが、序盤の形勢判断はどのくらいの精度が必要なのでしょう。また、中盤以降ではどうでしょう。本書はさまざまな局面での形勢判断法を具体的かつ平易に解明しています。もう一段の棋力アップを目指す方の恰好のテキストです。
目次
第1章 序盤の形勢判断(なぜ形勢判断は必要なのか;手掛かりを探す;バランスを保つ ほか)
第2章 中盤以降の形勢判断(なるべく正確な目算を!;シノギの方法;要石を見極める ほか)
第3章 実戦での形勢判断(見えない利き;本線はどこか;隙を与えない ほか)