内容説明
安野光雅の絵と俵万智のことばがはるかに響きあいなつかしいハーモニーを奏でる夢の絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌱柳緑花紅
71
お気に入りさんのレビューで俵万智さん目当てで読むも、新しい出会いを頂いた。安野光雅さんの絵がなんとも良い。絵と短歌、絵が短歌に合わせているわけでも、短歌が絵に合わせているわけでもなく、そこに同じ空気、囁き、色、振動、言葉では表せない何かが・・・。安野さんのあとがきで、言葉は有限だけど、感じ方(こころの中に、明滅するとりとめのない感じ、昔から「美」という言葉で言い表すしかなかったそれ・・)は無限である。素敵なあとがきを読み、再度初めから読んでみる。見てみる。何度か繰り返して・・そして旅に出ようと思ったり・・2015/01/22
けんとまん1007
42
何と9年半ぶりに再読。たいていは読んだ記憶があるのだが、これは図書館で思わず手に取った。それでも、新鮮な気持ちで読めた。俵万智さんの歌も、安野光雅さんの絵も、深くて広くて優しい眼差しを感じる。絵心もないので、歌を詠んでみたくなる。2021/09/30
ぶんこ
39
時間をかけて味わいながら読んでいました。お二人の「あとがき」を読んで、共に中国の西安に滞在していたこと。それを知った俵さん。西安では、なかなか短歌ができなかったのが、安野さんの西安の絵を見て、スラスラと思いが三十一文字になった!編集部からの提案でできた本ですが、お二人にとって、そして読者にとっても素晴らしい出会い。2026/02/16
shio
37
安野光雅さんの絵と俵万智さんの歌、隣り合っていても特に関連性はなく、違和感を覚えながらもページをめくってしまう。絵と歌、それぞれ単独の響きが組み合わされる妙。タイトルは〈絵葉書はそこまでの空「明日からはここにいない」という語残して〉という歌から。終わらない旅の途中に届けられた絵葉書、かな?手紙の絵も、何も語らない雰囲気です。安野さんの絵をじっくり見たことはなかったけど、緻密で穏やかさの中にも陰があるような。風景画は生き生きとしていて、歌にも通じる。「やわらかな秋の陽ざしに奏でられ川は流れてゆくオルゴール」2022/10/11
ケ・セラ・セラ
23
安野光雅さんの絵と、俵万智さんの短歌と。どちらかがどちらかに合わせて描かれたわけではなく、それなのになぜかしっくりくる、幾重にも楽しめる作品集。旅、風景、季節、心情、そういったものたちとか。恋の歌、愛の歌、好きとかもどかしさとか。むくわれることのない想いや切なさ苦しさとか。どこかを切り取って読むも良し。繰り返し手に取るも良し。その時々の心にすっと寄り添ってくれる。2025/05/19
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