明治吉原細見記

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明治吉原細見記

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  • サイズ A4判/ページ数 127p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784309260723
  • NDC分類 384.9

内容説明

明治・吉原の遊女を描く幻想画帖。明治吉原に生きた養祖母の面影を追って、吉原へ時間を超えて旅した作者は初めて見た遊女の社会、暮し、その一人一人の姿、人生を記録する。遊女の眼となって見たそれは、日本近代社会の陰画であり、明治女性の哀しみに満ちた長い墓標の列であった。

目次

「吉原細見」との出会い
養祖母、久野のこと
吉原へ
吉原大門と仲之町
引手茶屋
仲之町芸妓
大見世
廓の人びと
廓の1日
遊女たち
初見世
遊女の暮し
川岸見世
吉原の四季
籠の鳥
遊女の死
吉原大火
その後の久野
明治吉原細見記ノート
明治吉原幻想

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とんび

2
箱庭のような異空間、そこに住む人たち。そこで物として扱われる女性たち。案外、現代の会社という組織も、あとで歴史として振り返ると同じような感慨を抱かせる代物なのかもしれない。2011/06/09

R

1
明治期の吉原について書かれた本は少ないと思うのですが、本書のおかげでかなりイメージがわきました。★★★★★2010/10/21

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