出版社内容情報
【目次】
内容説明
エドワード・ゴーリー生誕100年。誰にも愛されない赤ん坊を描いた最凶絵本、ついに刊行!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
169
エドワード・ゴーリーは、新刊中心に読んでいる絵本作家です。当時でも出版を拒絶された問題作、本書を今現在出版した河出書房新社は、かなり男気があります(笑) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001169.000012754.html2026/02/18
ネギっ子gen
69
【ゴーリーの作品中もっとも可愛くないキャラ】原書は1953年に描かれたが、刊行は著者の9冊目で1962年に。遅延の理由は、“出版社が見つからなかった”から。本邦翻訳のほうも2026年に、ようやく。訳者は「あとがき」で、<何しろ猫という、ゴーリーの宇宙にあっては神聖な、まず絶対にひどい目に遭わない生き物が、この赤ん坊によって首をちぎり取られるという異様な事態を我々は目撃する>と。本書の出版のため、ゴーリーは自ら出版社を興す。その名もファントッド(Fantod)。著者名は、アナグラムのオグレッド・ウィアリー。2026/06/21
Willie the Wildcat
63
出版を拒否され、最終的に自費出版したControversialな一冊。表層的には確かに刺激が強いが、深層的には時勢への様々な問題提起が滲む感。物心両面における土壌の不備・未整備が、実は異質性への批判や拒絶の源泉。加えて、言葉の綾が齎す”助長性”も、それらの事態に拍車。現代社会で兎角論議の的となるSNSの負の側面と重なる感。但し、併記されている原文があまりにストレートなのも、著者の強い課題意識・願いかと推察。2026/04/12
keroppi
63
全く救いようのないおぞましさ。まるで人間が不快に感じるものを全て集めたような感じ。なかなか出版社が決まらなかったというのも頷ける。よくぞ、河出書房新社が出版してくれたものだ。2026/03/02
とよぽん
55
エドワード・ゴーリー生誕100年。タイトルの「けだもの」と「赤子」がどうにも違和感極まりないが、それにも引き付けられて。いまいましさとかおぞましさとか、嫌悪感を赤子に体現させた作者の内面は、想像しがたい。これは、どうなるのだろうと次のページをめくるのが怖くなる。それでも、結末は・・・、となる。2026/04/04
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