出版社内容情報
立場やコミュニティ、季節感、願い、祈りなどがこめられた文様。オールカラーの豊富な図版で文様が表す意味などをわかりやすく解説。
内容説明
文様から世界の文化が見えてくる。基礎知識からそれぞれの文様に込められた意味まで、約350点の豊富な図版と共に紹介した充実の一冊。
目次
第1章 知っておきたい基礎知識―文様事始め
第2章 人々の生活を彩る―ボタニカルモチーフ
第3章 共存する生き物たち―アニマルモチーフ
第4章 自然との共生をはかる―ナチュラルモチーフ
第5章 文様を読む―物語や思想を表す文様
第6章 身近なものに思いを託す―暮らしの中の文様
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紙魚
3
表紙が可愛い!アンドゥンや首架なんていう物騒なのに可愛いらしい文様良いですね。好きです。朝鮮では蝙蝠が福の象徴というのが意外!しかも虹色の笑2019/02/26
paxomnibus
1
入門書というか、世界中の服についてる文様の意味が知りたいな、と思い始めた人(私)にはぴったりの本だった。モチーフの分け方が大変分かりやすい。文様そのものだけでなく、それがあしらわれた服、あつらえた人への思いも込められているのが嬉しい。巻末の地図から特有の文様を探せるのも有り難い。東欧のブラウスなど、労働着なのにとても細かく美しい刺繍が施されているのを見ては「お洒落なんだな」と思っていたが、荷物を背負う際の摩擦による破れ防止の実用目的もあったそうな。糸での細かい縫い取りによる布の補強が刺繍の始まりだったのか2020/08/17
チューリップ
1
世界の服に描かれる文様の意味の解説。ただの柄じゃないんだなってのが分かって面白かった。世界の服も見られたし。日英同盟の着物とか凄いモダンな感じがして全体はどんな柄なのか実際に見てみたくなった。2019/01/20
むさみか
1
トルコのチューリップモチーフには 手の意味も込められていて 魔除けになってます 日本の着物によく使われる モチーフなどもあり 楽しめます 同じモチーフでも 雰囲気ががらりと変わるものもあって 面白いですね2017/11/18
kaz
0
植物、動物、物語、生活等といった文様。毒蛇やトウガラシ、目などが、魔除等の意味があるというのは納得。また、例えば、太陽、蛇、雲、流水等がこのようなデザインになるのかというのも面白い。 2017/08/30
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