内容説明
天才は、こうしてブダペストに現れた…。「ハンガリー現象」とは何だったのか―?
目次
第1章 マイケル・ポランニーの誕生
第2章 ハンガリー現象の科学者
第3章 バブル経済から爛熟へ
第4章 第一次世界大戦
第5章 一流科学者への道
第6章 日本人の見たマイケル・ポランニー
第7章 ポランニー研のハンガリー人
第8章 ハーバー研の解散
第9章 社会主義との「闘い」 ポランニー対バナール
第10章 吸着のポテンシャル理論
第11章 連鎖反応
第12章 ポランニーと暗黙の次元
著者等紹介
中島秀人[ナカジマヒデト]
1956年、東京生まれ。東京工業大学名誉教授。東京大学先端科学技術研究センター助手、ロンドン大学インペリアルカレッジ客員研究員、東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授、ブダペスト高等研究所客員上級研究員、放送大学客員教授、国連大学客員教授、文部科学省科学官、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授等を歴任。専攻は科学技術史、STS(科学技術社会論)。主な著書に『ニュートンに消された男 ロバート・フック』(角川ソフィア文庫、第24回大佛次郎賞)、『日本の科学/技術はどこへいくのか』(岩波書店、第28回サントリー学芸賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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