百歳の哲学者が語る人生のこと

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百歳の哲学者が語る人生のこと

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309254470
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0010

出版社内容情報

戦争、パンデミック…一世紀にわたる激動の人生を100歳の哲学者がシンプルな言葉で綴る、いまを生きるすべての人へのメッセージ。

内容説明

激動の一世紀を生きた現代フランスを代表する知識人が自らの人生を回想しつつ、その思想を平易に語る。危機を乗り越えるためには何が必要なのか―いまを生きるすべての人へ贈る明晰なメッセージ。

目次

第1章 一であり多である私のアイデンティティ
第2章 不測と不確実
第3章 共に生きること
第4章 人間の複雑さ
第5章 わが政治的経験―一世紀にわたる激流のなかで
第6章 わが政治的経験―新たな危難
第7章 誤りを過小評価するという誤り

著者等紹介

モラン,エドガール[モラン,エドガール] [Morin,Edgar]
1921年、フランス・パリ生まれ。哲学者、社会学者。ユダヤ人の両親のもとに生まれ、第二次世界大戦中、対ナチス・レジスタンスの一員として活動し、「パリ解放」にも加わった。戦後にはマルグリット・デュラスなど作家や詩人とも盛んに交流しながら、その複雑性を持つ思考を深めていった。その仕事の特徴は、哲学、社会学、自然科学の垣根を軽々とのりこえる領域横断性にある

澤田直[サワダナオ]
1959年、東京生まれ。パリ第一大学大学院哲学科博士課程修了。立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

73
ユダヤ人の両親のもとに生まれた著者は、激動の一世紀を生きる。あらゆる生は不確実であり、絶えず予測しなかったことに出会う。様々な政治的局面を綴りながら、最高のポエジーは愛のポエジーだ、何が起ころうとも、エロスを選ぶことによってのみ人生に意義があると言う。「よく老いるためには、自分のうちに子供の好奇心と、思春期の渇望と、大人の責任を保たなければならない。」百歳を超えた哲学者の言葉である。2023/08/13

けんとまん1007

51
読み進める間に、浮かんだ本が1冊。平野啓一郎さんの「私とは何か――「個人」から「分人」へ」がそれ。人は、成長するにつれ、いろいろな経験をし考えながら生きている。また、同じ1日であっても、いろいろな場面に遭遇する。人は、必ずしも、一つの顔だけではない。時間の経過とともに変わりうる。それは、予測不可能な事態が多いからでもある。そんな不確実性を受け入れながら、自分の変化を見つめ直すことができると、懐の深さが生まれるのではないかと思う。2023/01/30

古本虫がさまよう

5
彼は、1936年に、戦線党という少数政党に入党したことがあるそうな。この政党は「反ファシズムと反スターリニズムを同時に掲げ、二つの戦線で戦い、国家単位での民主社会主義を唱えるものでした」とある。このあたり、「民主的社会主義者」だったジョージ・オーウェルと相通じるものもあるのかもしれない。また、フランスといえば、僕が好きなのはジャン・フランソワ・ルヴェルだが、彼の『全体主義の誘惑』(新潮社)を読めば、彼もまた「民主的社会主義者」として反共の闘士だったともいえよう。2022/08/31

Go Extreme

3
あらゆる生は不確実→絶えず予測しなかったことに出会う 一であり多である私のアイデンティティ: 何よりもヒューマニストとして 複数のアイデンティティの重なり合い 人格という複数的な統一性 私は何者なのか 不測と不確実: 運と不運はたがいを生み出す 不幸の利点、逆境の効用 あらゆる生の不確実性 共に生きること 人間の複雑さ: 神話の力 幼若性と未完成 人間を構成する三要素 わが政治的経験―一世紀にわたる激流のなかで わが政治的経験―新たな危難 誤りを過小評価するという誤り 信条告白(クレド) 覚書2022/07/18

BEAN STARK

2
つらい幼少期があったんだな2023/02/07

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