出版社内容情報
戦争、パンデミック…一世紀にわたる激動の人生を100歳の哲学者がシンプルな言葉で綴る、いまを生きるすべての人へのメッセージ。
内容説明
激動の一世紀を生きた現代フランスを代表する知識人が自らの人生を回想しつつ、その思想を平易に語る。危機を乗り越えるためには何が必要なのか―いまを生きるすべての人へ贈る明晰なメッセージ。
目次
第1章 一であり多である私のアイデンティティ
第2章 不測と不確実
第3章 共に生きること
第4章 人間の複雑さ
第5章 わが政治的経験―一世紀にわたる激流のなかで
第6章 わが政治的経験―新たな危難
第7章 誤りを過小評価するという誤り
著者等紹介
モラン,エドガール[モラン,エドガール] [Morin,Edgar]
1921年、フランス・パリ生まれ。哲学者、社会学者。ユダヤ人の両親のもとに生まれ、第二次世界大戦中、対ナチス・レジスタンスの一員として活動し、「パリ解放」にも加わった。戦後にはマルグリット・デュラスなど作家や詩人とも盛んに交流しながら、その複雑性を持つ思考を深めていった。その仕事の特徴は、哲学、社会学、自然科学の垣根を軽々とのりこえる領域横断性にある
澤田直[サワダナオ]
1959年、東京生まれ。パリ第一大学大学院哲学科博士課程修了。立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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