出版社内容情報
ベクトル、テロメア、量子コンピュータからゲノム編集まで、日常でモヤモヤしていた科学の用語、理論や考え方が、ストンと理解できるビジュアル図鑑が誕生! 科学書翻訳の名手が、直観的な理解を助けるイラストとともに一挙解説!
内容説明
とてつもなく広大な宇宙から、素粒子が不思議に振る舞う超ミクロの世界まで。AI時代のテクノロジー用語から、生命誕生の仕組みまで―今を生きるために欠かせない、世界に溢れる科学の言葉を深くシンプルに紐解きます。
目次
物理
電気
化学
生物
地学
宇宙
著者等紹介
水谷淳[ミズタニジュン]
翻訳者。東京大学理学部卒。しばらく科学研究に関わったのち、科学・数学などの一般向け書籍の翻訳に携わる
小幡彩貴[オバタサキ]
イラストレーター、グラフィックデザイナー。2009年、桑沢デザイン研究所総合デザイン学科卒業。グラフィックデザイナーを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
29
イラストよし、説明よし、短時間で読める素晴らしい科学用語の入門書。ドが付く文系のじぶんには、このぐらいの本が必要です。エントロピーとか、 いろいろ使えるなー。2019/03/09
うなぎ
15
ブックオフ。ダークマター、オーロラ、素粒子、ゲノムなど名前は分かるけど、仕組みはよく分からないものを大変分かりやすい説明と図解で教えてくれる。文系にもありがたい科学用語説明書。目に鱗だったのが、学校の選択科目であまり人気のない地学は、自然災害の仕組みを知って身を守る為にちゃんと知識をつけた方がいいって話。天気と地震の項目面白かった。理解するのに1日2ページ読むのが限界で仕事前にちまちま読んで、結局読了するのに、半年もかかってしまった。2024/12/21
ZⅢ
6
これは本当に分かりやすい!どれも興味深いので、細かい注釈まで全部読み入ってしまった。文系の人にはつまらないかもしれないが、理系の人には是非読んで欲しい本。2019/09/05
GX
3
知らなことが多くて、こうして網羅的に、分かりやすく説明をしてもらえると助かります。「仕事:ほかの物体に力を加えてその物体のエネルギーを増やすこと」なるほど・・・「科学用語」のなかだけに、とどめておくのはもったいない言葉ですね。2019/03/05
あや
2
これまで読んだ中で一番理系音痴に寄り添ってくれた本。絵本のような可愛いイラストと易しい語り口ながら、内容はぼかしすぎることはなく、各分野の基本用語やニュースでよく見るワードを中心に解説。文字の配置や色なども読みやすいように配慮されている。今まで科学(特に化学)を基礎からやり直そうとしてもピンと来ないことだらけだったが、これまで知ったことの上に積み上げていく学問ではなく既に知っている感覚的常識を上書きしていく学問だとやっと気づけた気がする。2022/05/31