「進行がん」を眠らせる―あきらめるな!いま注目の最強のがん治療がある

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309251998
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

内容説明

「進行がん」の休眠をどう実現するか…これが活性化自己リンパ球療法の最新成果だ!あなたの免疫細胞は「がん」をここまで抑え込む!患者さんや家族の方に、ぜひとも知っておいてほしい「進行がん治療」の大切な知識が満載。

目次

プロローグ 最新で最良の治療をみずから正しく選択するために
1章 「がん細胞」が秘めるその驚異の能力とは
2章 「がん」は意思をもった生き物なのか…
3章 「免疫細胞」の活性化でがんを追いつめる
4章 がんが仕掛ける「免疫抑制」を外す
5章 厳密に組み立てられた「免疫細胞療法」の数々
6章 「抗がん剤、放射線」治療の知っておきたい最新事情
7章 進行がんを眠らせる新発想の「治療戦略」とは
エピローグ さらに新しい治療法の研究はここまで進んでいる

著者等紹介

平林茂[ヒラバヤシシゲル]
1958年、東京都生まれ。日本大学理工学部を経て、英国に留学。父親の罹病をきっかけに、「がん」および「免疫」を細胞(分子)レベルで考究。現在では、免疫細胞療法をはじめとする、がんの先進治療についての造詣も深い。「患者の集い・モミの木」では事務局長を務める

後藤重則[ゴトウシゲノリ]
1957年、新潟県生まれ。81年、新潟大学医学部卒業。県立がんセンター新潟病院などを経て、89年、新潟大学医学部助手、医学博士。91年、帝京大学生物工学研究センターおよび同医学部講師。99年、江川滉二博士(東京大学名誉教授)と共に、がん治療の専門医療機関である「瀬田クリニック」を開設、現在、同クリニック院長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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黒豆

6
がん攻略の三大療法として、手術・化学療法(抗がん剤)・放射線療法があるが、第四の治療法として免疫細胞療法の詳細が説明されている。前半は分子生物学の教科書を思わせるような細胞分裂や免疫の仕組みの解説。著者は医学の先生ではなく自ら進んで調査や面談し理解された方なので大変わかりやすい。患者の立場からは標準的な治療として認められ、一般の病院で保険薬として選択できるようになればと思う。現在、北陸の富山ではさらに利用が難しい。高額で話題のオプジーボよりは期待できると思うが!2016/10/15

とおる

0
父のがんをきっかけに徹底的にがんを学び、本を何冊も書いた人、平林茂さん。さすがもともと研究者だけあって、科学的なアプローチに敬服する。今の日本のがん医療の在り方に警鐘を鳴らしているその姿勢に感銘を受ける。科学的に、論理的に考えていくと免疫療法にこそ、可能性があること、抗がん剤一辺倒の医学界がいま変わりつつあること、様々勉強になった。2015/07/04

ヒトミンハルリン

0
医学専門書にはない患者目線で書かれた”医学本”。医者でないからこそ、そして別の分野であっても科学者であるからこそ書ける、医者と患者(一般人)の間の架け橋となる本。2014/08/06

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