女は不死である―ラカンと女たちの反哲学

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女は不死である―ラカンと女たちの反哲学

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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309249810
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「女」についてラディカルな思考を展開したラカンの反哲学的闘争を通して、デュラス、聖女テレサら「女たち」の思想史を試みる衝撃作

内容説明

女の悦びと男の悦び、どちらのほうが勝るのか?満足が完全であればあるほど、性関係を阻害する「ファルス享楽」の逆説から、完全さの桎梏を逃れ、果てしなく上乗せされる「女の享楽」の冒険へ。デュラス、聖女テレサ、ラカンの愛人ミーヨ…ラカンの反哲学の地平に「女たち」の思想史を試みる画期的な書!

目次

1 総論―女のエディプスから女なるものの享楽へ((精神分析的に)女性的なるもののほうへ
「男と女とに神は彼らを創り給うた」
女=ファルス
ファルスがある/性関係はない
女なるものとその享楽)
2 各論―ラカンと女たち(オフィーリア―幻想の構造と対象への関係;マリー・ボナパルト―盗まれ…買い戻された手紙;肉屋の美人細君―ヒステリーの「満たされぬ欲望をもつ欲望」;マルグリット・デュラス―ラカンの教えを、ラカン抜きに…;アビラのテレサ―女の享楽とはなにか?;カトリーヌ・ミーヨ―「女たちの神」のほうへ)

著者等紹介

立木康介[ツイキコウスケ]
1968年生まれ。京都大学文学部卒業。パリ第八大学精神分析学科博士課程修了。現在、京都大学人文科学研究所教授。専攻、精神分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mascuma

1
P.191〈ラカンがデュラスに贈った賛辞を、デュラスのほうはまるで爆音で耳をやられた人のように呆然と(abasourdie)聞いていたという。〉 この文が象徴的なデュラス/『ロル・V・シュタインの歓喜』論のみ拾い読み。2021/02/24

毎日が月曜日

0
あとがきがバカ糞良い。2021/05/08

Bevel

0
後期ラカンにおいて理想化された「女性の享楽」を、丁寧にフロイト・ラカンの議論を整理しつつ辿るというもので、勉強にはなったのだけど、あんまり明らかになった感じはしなかった。「いったい、哲学・思想研究は、この本質的なマッチョぶり、ホモソーシャルぶりにいつまで身を浸し続けるのだろうか」あたりが、モチベーションだったのかしら。著者のいうとおり、ラカン経由の女性思想家の隠れた系譜みたいな感じで読めるとよいんだろうけど、自分はそこまで見えなかったなあ。デュラス論が好きだった。2021/01/26

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