出版社内容情報
日本建国から250年の歴史は謎が多い。「正統竹内文書」を手掛かりに、邪馬台国を含めた空白の歴史を埋めていく!
内容説明
邪馬台国をめぐっては、「日本のどこにあったのか?」「卑弥呼は『日本書紀』のどの人物のことか?」など論争が絶えない。日本草創期の歴史に謎が多いのは、『日本書紀』が意図的に歴史を改竄しているから。では、その意図は何か。日本と中国の史料に『正統竹内文書』を照合することで隠蔽された事実を掘り起こし、この国の成り立ちを解く!
目次
1章 スサノオとアマテラスの神話に織り込まれた「史実」とは
2章 大和国・初代の王は神武ではなく「ニギハヤヒ」だった
3章 神武の「東征」「即位」と邪馬台国の関係とは
4章 倭国大乱を発端に邪馬台国は二度、「遷都」した
5章 「魏志倭人伝」と二人の卑弥呼の正体
6章 卑弥呼亡き後を担った「倭の五王」はどの天皇か
著者等紹介
布施泰和[フセヤスカズ]
1958年生まれ。英国ケント大学留学を経て、国際基督教大学を卒業(仏文学専攻)。共同通信社経済部記者として旧大蔵省や首相官邸を担当した後、96年に退社して渡米。ハーバード大学ケネディ行政大学院とジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院で学び、それぞれ修士号を取得した。帰国後、『ニューズウィーク日本版』編集部の世界経済・ビジネス担当編集者を経て、独立。現在は国際政治や経済だけでなく、古代史や精神世界など多方面の研究・取材活動を続けている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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