哲学の技法―世界の見方を変える思想の歴史

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哲学の技法―世界の見方を変える思想の歴史

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309249483
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「世界」「知」「私」という問いに古今東西の思想家はどう答えてきたか。現代を生きるためのグローバルな哲学入門。

内容説明

「世界」とは、「知」とは、「私」とは何か―。文明誕生以来の人類共通の問いに、世界50人以上の哲学者が答える。この一冊で全世界の哲学を俯瞰する!

目次

プロローグ 枢軸時代から情報時代までの歴史を振り返る
第1部 どのように知識を得るか(洞察「鋭敏な観察者によって見られるもの」;言葉にできないこと「言葉が引き返してくる場所」 ほか)
第2部 世界はどのようにあるか(時間「昼と夜は車輪のように回転する」;カルマ「悪い考えを抱いて、何かを話したり、何かを行ったりすれば、必ず、悲しみがあとから訪れる。あたかも車を引く牛の足跡に、その車輪がついていくように」 ほか)
第3部 私とは何者か(無我「私は存在しない。私の所有物は何もない。私は何でもない」;関係的な自己「すべてはそのあいだで生じている」 ほか)
第4部 いかに生きるか(調和「最高に麗しい調和は違いから生まれる」;徳「務めを果たすことで、人格は磨かれる」 ほか)
第5部 世界の旅を終えて(いかに考えるか;場所の意識)

著者等紹介

バジーニ,ジュリアン[バジーニ,ジュリアン] [Baggini,Julian]
1968年生まれ。イギリスの哲学者。「ガーディアン」紙、「フィナンシャル・タイムズ」紙などの新聞や雑誌への寄稿、テレビ出演などを通して、哲学をわかりやすく解説している

黒輪篤嗣[クロワアツシ]
翻訳家。1973年生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。ノンフィクション、ビジネス書の翻訳を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大阪のきんちゃん2

6
腰を据えて読もうと購入して一応通読したのですが…世界中を巡って哲学・思想の旅をし、確かにインドやイスラムの思想など西洋哲学と異なる部分は新鮮で興味深いものがあった一方で、何かを得たという感触が得られたかというと… 自らの未熟さを思い知らされただけで途方に暮れるばかりですwww 著者がインタビューを通じて現代の哲学者の言葉を収録しているのが印象的。 日本や東洋の思想をページを割いて紹介しているところが私にとっては読み易く感じました。 これからも気が向いたときにちょこっとづつ何度も読み返してみたいと思います。2021/03/21

かっさん

5
哲学の技法 #読了 章ごとのテーマにそって、世界各地の #哲学 ではどのように考えられているのか?それぞれどんな特徴があるのか、を紹介している。西洋、ロシア以外の哲学の紹介が多い。各地の違いとか比較もわかりやすいし、いい本だった。 自分の考え方がどのへんに近いかとかも感じられて面白い https://t.co/7RoNObDkqF2022/08/02

独言悟浄

2
世界各国の哲学的な考え方の概略 訳者は入門書と書いてあるが哲学初心者が呼んでも訳が解らなくなりそう。とりあえず感じた事①ロシアは西洋の哲学じゃないのか。文化圏的には完全に西洋だと思うが。ロシアを西洋に含めれば東アジア・インド・イスラム・欧州&アメリカ大陸&ロシアで大体世界を4等分できる?②日本人「日本人は欧米の人と違って物事を二元論的に考えないんですよ」西洋人「それって二元論的な考え方ですよね?」なぜか西村博之の声で再生された。③中共プロパガンダの影響を感じる。 2021/04/25

ロックとSF、たまに文学

2
世界哲学の紹介。特にインドの哲学が良く紹介されていた。現地の人はカルマをどう解釈しているのかなど。また、東洋(当然日本も)は西欧と比べると理性よりも感性を重要視してきたことは改めて実感した。2020/04/06

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