資治通鑑に学ぶリーダー論―人と組織を動かすための35の逸話

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309248875
  • NDC分類 222.01
  • Cコード C0034

出版社内容情報

西郷隆盛、岩崎弥太郎、毛沢東…名だたる政治家・経営者・知識人が読んできた歴史書『資治通鑑』からの35の逸話で学ぶリーダー論。

麻生川 静男[アソガワシズオ]
著・文・その他

内容説明

西郷隆盛、坂本龍馬、徳川慶喜…名だたる政治家・経営者・知識人たちが指針としてきた、1362年間にわたる歴史大著のエッセンス。膨大な実例に触れることで、リーダーが持つべき本当の資質が見えてくる。

目次

序章 司馬光とは何者か?
第1章 リーダーの要件(曹操に見るリーダーの資質―曹操か袁紹か。知恵者・郭嘉が、曹操の勝っている点を分析;劉邦の強さ、項羽の敗因―力量は項羽が上だったが、なぜ劉邦が勝てたのか? ほか)
第2章 人を育てる(儒将、裴行倹の度量―部下がヘマをした時の対応で見えてくるリーダーの器;人の器を見抜く、裴行倹の力―人のよし悪しを判断する基準とは? ほか)
第3章 人間力を鍛える(人を判断する術、「八観六験」―春秋戦国時代の人間の判断基準「八観六験」とは?;自分の発した言葉に命を懸けることができるか?―自分の言葉に命を懸けた義の人がいた ほか)
第4章 リーダーが持つべき「正しい人生観」(中国人が重んじた「義」の本質―相手の喪中につけ込んで攻撃するのは是か非か?;リーダー失格?劉備の「仁」―「仁」の人・劉備を、儒者が厳しく批判した理由とは? ほか)

著者等紹介

麻生川静男[アソガワシズオ]
1955年、大阪府生まれ。リベラルアーツ研究家、博士(工学)。京都大学工学部卒、同大学院工学研究科修了、徳島大学工学研究科後期博士課程修了。1980年、住友重機械工業入社後、アメリカ・カーネギーメロン大学に留学。その後、ITエンジニアとして勤務。カーネギーメロン大学日本校プログラムディレクター、京都大学産官学連携本部・准教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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dragon

1
資治通鑑を読みながら理解深めるために読んだ。リーダーとしてのあり方が書かれている。仁、義、礼、智、信の事例や忠・孝の優先順位が忠が先であるとのこと。その忠も命かけてというとこまでは求めないとか、忠のためなら、義を捨てるんだということも、この場合、親や妻子の命よりも忠ということなので、少しスッキリしない。将の将とか兵の将とか人物分析の参考になる事例はいっぱいでした。2019/08/10

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