出版社内容情報
西郷隆盛、岩崎弥太郎、毛沢東…名だたる政治家・経営者・知識人が読んできた歴史書『資治通鑑』からの35の逸話で学ぶリーダー論。
麻生川 静男[アソガワシズオ]
著・文・その他
内容説明
西郷隆盛、坂本龍馬、徳川慶喜…名だたる政治家・経営者・知識人たちが指針としてきた、1362年間にわたる歴史大著のエッセンス。膨大な実例に触れることで、リーダーが持つべき本当の資質が見えてくる。
目次
序章 司馬光とは何者か?
第1章 リーダーの要件(曹操に見るリーダーの資質―曹操か袁紹か。知恵者・郭嘉が、曹操の勝っている点を分析;劉邦の強さ、項羽の敗因―力量は項羽が上だったが、なぜ劉邦が勝てたのか? ほか)
第2章 人を育てる(儒将、裴行倹の度量―部下がヘマをした時の対応で見えてくるリーダーの器;人の器を見抜く、裴行倹の力―人のよし悪しを判断する基準とは? ほか)
第3章 人間力を鍛える(人を判断する術、「八観六験」―春秋戦国時代の人間の判断基準「八観六験」とは?;自分の発した言葉に命を懸けることができるか?―自分の言葉に命を懸けた義の人がいた ほか)
第4章 リーダーが持つべき「正しい人生観」(中国人が重んじた「義」の本質―相手の喪中につけ込んで攻撃するのは是か非か?;リーダー失格?劉備の「仁」―「仁」の人・劉備を、儒者が厳しく批判した理由とは? ほか)
著者等紹介
麻生川静男[アソガワシズオ]
1955年、大阪府生まれ。リベラルアーツ研究家、博士(工学)。京都大学工学部卒、同大学院工学研究科修了、徳島大学工学研究科後期博士課程修了。1980年、住友重機械工業入社後、アメリカ・カーネギーメロン大学に留学。その後、ITエンジニアとして勤務。カーネギーメロン大学日本校プログラムディレクター、京都大学産官学連携本部・准教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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