出版社内容情報
自分で考え行動する「自立した人間」、人の気持ちを理解し信頼される「社会性のある人間」に子どもの脳を育てるコーチングを解説。
永江 誠司[ナガエ セイジ]
著・文・その他
内容説明
今からでも遅くない!今、最も求められる「社会力」を育てる効果的な方法とは―!脳科学で明らかに!子育てコーチングで脳は変わる!!子ども主導の子育てで、考える力、判断する力、行動する力、それを評価する力をもつ、自立した社会性のある子に育てよう!
目次
第1章 あなたは子どもをどのように育てたいですか
第2章 子ども主導の子育てへ―コーチングの考え方と実践
第3章 傾聴のスキルで子どもの話を素直に聴く
第4章 質問のスキルで子ども自身の心に気づかせる
第5章 要望のスキルで親の希望を率直に伝える
第6章 承認のスキルでありのままの子どもを受け入れる
第7章 コーチとしての父親と母親の役割
著者等紹介
永江誠司[ナガエセイジ]
福岡教育大学名誉教授、文学博士(広島大学)、トロント大学エリンデール校神経心理学教室・ボストン大学医学部失語症研究所客員研究員(1997~1998)。専門は、発達心理学、神経心理学。2017年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aiko Tanaka
3
小学4年生の娘との関係がうまくいかず悩んでいた。 その時に「子育てコーチング」という言葉にひかれて読んでみた。これを読んで、娘は親が考えているよりもずっと大人で、親に言われてやるのではなく、自分で考えて、自分の考えたようにやりたいんだということに気が付いた。「子供は親に真剣に話を聴いてもらえることで安心し、自発的に考え、判断して行動を起こしていく」というコーチングを我が家でも実践していこうと思った。2018/11/29
まんまる
2
こどもへのコーチング手法、ポイント、それによる脳の働き方などがまとまった本。傾聴のポイントを参考に、子ども主導の問題解決能力を高められたらうれしい。 2018/09/16
Mimuchi
2
社会脳という言葉とサッカーの指導に生かせるかなと購入。2018/06/20
ak
1
小学生以降の子どもを持つ親を対象にした本といった感じ。それまでに親ができることは、親が「傾聴」できる程話してくれるように子と信頼関係を築いておくことかな。2023/01/25
hokuro9
1
社会脳を育てるうえでのメリットや、どういう状況で社会脳が育つかの部分が参考になった。子どもへの話しかけ方は、そのまま使えるわけではないけれど、参考にはなった。2020/03/18