出版社内容情報
障害者雇用促進法施行を前に職場で発達障害の人とともに働くために知っておきたい基礎知識をマンガでレッスンするまたとない入門書。
宮尾 益知[ミヤオ マストモ]
監修
内容説明
障害のある人が安心して働けるための社内環境や業務内容について、ドコモの特例子会社が実際に社内で使用しているコミックで、わかりやすく解説。発達障害や知的障害があっても働くことができる「特例子会社」がわかる。発達障害者の自立・就労を支援する本。
目次
第1章 発達障害があっても働ける職場
第2章 職場全体で発達障害の特性を知る
第3章 職場内のトラブルを防ぐ
第4章 仕事のトラブルを防ぐ指示の出し方
第5章 あいまいな表現は、伝わらない
第6章 長く勤められるように会社がすべきこと
著者等紹介
宮尾益知[ミヤオマストモ]
東京生まれ。徳島大学医学部卒業、東京大学医学部小児科、自治医科大学小児科学教室、ハーバード大学神経科、国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科などを経て、2014年にどんぐり発達クリニックを開院。専門は発達行動小児科学、小児精神神経学、神経生理学。発達障害の臨床経験が豊富(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどりちゃん
1
ドコモの特例子会社で知的、発達障害のメンバーを中心とした清掃業務を行う。病院清掃レベルを基準として目指し、公文式を取り入れた頭の体操、ヨガで体幹調整など働く障がい者への配慮も行う。障がい者雇用率は毎年6/1日に障害のある社員が何人いるのかという数字を問われるが、その縛りだけでは人を活かせない。仮に雇用数が「1」と書類に記載されていても1年の間に12人の社員が辞めて採用されているかもしれない。今いる人は来月いないかもしれない。障害者雇用を義務感だけで取り組む会社と事業戦略と捉える会社では大きく変わる。2024/10/13
T K
1
・中小企業でも法定雇用率以上で、従業員のうち30%が障がい者のところあり。 ・障がい者の疾患は半数が自閉症である。自閉症は、仕事をしてもずっと身体に力が入っているので、大変疲れやすい。 ・ASD(自閉症スペクトラム/アスペルガー症候群)3特性。社会性の乏しさ、コミュニケーションの問題、こだわり行動。ASDでIQが高くても、就職がうまく出来ず、障がい者雇用になるケースもある。
-
- 電子書籍
- 女王陛下の秘密の恋【単行本版】 ロマン…