子どもの心の育てかた

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子どもの心の育てかた

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  • サイズ B6判/ページ数 141p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309247663
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

子ども達がこの世界で生きていくときに最も必要なものは、あたたかくて強い心。児童精神科医からすべての子どもと共に生きる人々へ。

佐々木 正美[ササキ マサミ]
児童精神科医。川崎医療福祉大学教授。ノースカロライナ大学臨床教授。新潟大学医学部卒業。東京大学精神科、東京女子医科大学小児科、お茶の水女子大学児童学科で講師を勤めつつ、小児療育相談センターに勤務。

内容説明

子どもにとってもっとも大切なものは、どこででも根を張り花を咲かせることができる、あたたかくて強い心。この本は、いつでも親子を幸せにします。

目次

教育も建築物も、一番大切なのは土台です。そして、一番やり直しがしにくい部分です。
トイレトレーニングなどは、叱りすぎも、ほめすぎも、どちらも子どもの自律を妨げることにつながります。
「叱られてもすぐに忘れる」「失敗しても同じことを繰り返す」これは、幼児期の子どもの大きな長所です。
子どもの反抗は、喜ぶべきものです。「だって」が始まったら、「やっと来たか」と、その後の成長を楽しみにしながら接しましょう。
「なんでもひとりでできるようになること」が自立ではありません。他人との調和のなかで主体性を発揮して暮らしていくことが本当の自立です。
子どもがのぞむことをみな与えるのが過保護、親がのぞむものだけを与えるのが過干渉。
金銭で物を買い与えるより、手塩にかけて育ててください。手をかけすぎて子どもがダメになるなどということは、けっしてありません。
小さいころの「将来の夢」は荒当無稽でもかまいません。自己肯定感をもった子はやがて現実的な夢を着実に実現していきます。
競争心、協調性、このふたつを健全に育てるには、たくさん友だちを家によび、友だちの家にもたくさん遊びに行くことです。
「ひとりで何かに取り組むこと」は勤勉であることとは違います。勤勉さとは、仲間のなかで何かの役割を果たそうと努める姿勢です。〔ほか〕

著者等紹介

佐々木正美[ササキマサミ]
児童精神科医。1935年、群馬県生まれ。新潟大学医学部卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学児童精神科、東京大学精神科、小児療育相談センター、川崎医療福祉大学などで子どもの精神医療に従事。専門は児童青年精神医学、ライフサイクル精神保健、自閉症治療教育プログラム「TEACCH」研究。糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞、エリック・ショプラー生涯業績賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mizuki

46
みなさんの感想の評価が高かったので、図書館で借りてみました。今流行りの育児書(こういう時は、こうすべきと断言しているような本)とは異なり、心に寄り添ってくれる優しい言葉がたくさん詰まった一冊となっていました。育児で本当に大切なことは何かを思い出させてくれるし、人を育てる尊さを教えてくれます(*˘︶˘*) 子どもを持つ多くの方に是非読んでいただきたいです♡2017/08/27

Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

42
著者が亡くなり、ニュースで紹介されていたことがきっかけで手に取った。子育ての本だけれど、恋愛や結婚についても語られており、子どもを育てていない人にも興味深く読める内容。スルドイ見方がとても優しい言葉で語られ、可愛らしい子供の挿絵がとても魅力的。著者の考えの中心にあるのは、「子どもは愛されることで、いい子になる」ということだ。「いい子」とは大人にとって「都合のいい子」になってしまっていることが多いけれど、いい子だからかわいがるのではなく、どんな子でもかわいがることでいい子になる。(続2018/08/03

シュシュ

28
久しぶりに佐々木さんの言葉に触れてスッキリした。失敗しても同じことを繰り返すのは幼児の長所/自尊心を傷つけるような叱りかたがいけない/しっかり自立する子のほうが自立は遅い/子どもは依存と反抗をじゅうぶんにしないと自立できない/親の都合をおしつけるのは過干渉/手をかけてすぎて子どもがだめになることは、けっしてない/『ちらかし放題』は集中して遊べるという長所/ほどほどに忘れ物があるのが一番いい/長所をあたりまえのこととして見過ごし、欠点ばかり探して一所懸命修正しようとする教育は間違っている→ 2017/03/27

なつ

24
『人は支え合って生きるだけではなく人と人が相互に依存し合い、そういう関係がたくさんある中にいて初めて「人間」たり得る』確かに「あぁこの人、人間ぽいなぁ」と感じる瞬間って、たくさんの人に囲まれて楽しそうに気持ち良さそうにコロコロカラカラと快活に笑ってる時、だと思う。そして『夫婦とはお互いが非常に深く依存し合う関係。単なる愛情を超えて、互いに自分を、そして相手をも同じように大切にし合いながら存在する関係』だから『子供がいてもいなくても夫婦間に深い相互依存の関係があれば、その関係はとても健康的』なんか安心した!2019/12/18

縞子

20
子育てに行き詰まった時、悩んだ時に佐々木先生の本を開くと大丈夫、大丈夫と言われているような気持ちになります。2018/11/12

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