出版社内容情報
存亡の危機に立つ中国共産党は、AIIBというトリックを駆使して生き延びようとしている――。中国の次の一手を占うのに必読の書!
【著者紹介】
長野県生れ。証券会社から専門紙記者に転進。フリーライターを経て『週刊エコノミスト』の記者となり、別冊『中国ビジネス』を創刊。2007年より上海に居住し、中国の庶民社会ウオッチャーとして高い評価を得る。
内容説明
「利益のためなら軍事力の行使もためらわない」「危機的状況でこそ、はったり(トリック)をかます」…AIIBは、そうした“中国の伝統”を継いで生まれた。株価暴落でAIIBの先行きは不透明になったが、中国は今後も、あらゆるトリックを繰り出して生きのびようとするだろう。破滅に向かう大国に翻弄されず、日本が国際社会で生き抜く道を示す!
目次
1章 2015年、AIIBというトリックに世界が嵌った
2章 AIIBの正体と多すぎる問題点
3章 なぜ、世界も日本も中国を“見誤る”のか
4章 「トリック統治」は中国共産党のDNAだ
5章 中国の悲惨な現実がAIIB構想を生み出した
6章 中国と中国人が国際金融のリーダーになれない理由
7章 「小国」日本は、AIIBと中国にどう向き合うべきか
著者等紹介
松山徳之[マツヤマトクユキ]
1950年、長野県生まれ。明治大学卒。証券会社から専門紙記者に転進。フリーライターを経て『週刊エコノミスト』記者となり、別冊『中国ビジネス』を創刊して活躍。退職後、2007年夏から仕事の舞台を上海に移す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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