インターネットガバナンス―世界を決める見えざる戦い

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インターネットガバナンス―世界を決める見えざる戦い

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  • サイズ B6判/ページ数 333,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309247243
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ネット上で繰り広げられる壮絶な覇権争い。私たちの未来を決めるこの争いについて技術的な仕組み等を踏まえわかりやすく解説する。

【著者紹介】
アメリカン大学コミュニケーション大学院教授。フォーチュン500企業や政府機関等のアドバイザー、米国務省の国際情報通信政策アドバイザリー委員会のメンバーを務める。インターネットガバナンスの世界的研究者。

内容説明

インターネットで繰り広げられる壮絶な覇権争い。私たちの未来を決めるこの見えざる争いについて、技術的な仕組みや権力構造を踏まえわかりやすく解説する。知らないでは済まされないネットの今。

目次

第1章 インターネットを管理する?
第2章 インターネットを動かす重要な資源
第3章 インターネットの標準を決める
第4章 サイバーセキュリティのガバナンス
第5章 インターネットのコア
第6章 ネット中立性
第7章 SNSや検索エンジンが果たす公的役割
第8章 インターネットと知的財産権
第9章 インターネットガバナンスの暗黒技法
第10章 インターネットガバナンス、そしてインターネットの自由

著者等紹介

デナルディス,ローラ[デナルディス,ローラ] [DeNardis,Laura]
アメリカン大学コミュニケーション大学院教授。フォーチュン500企業や政府機関等のアドバイザー、米国務省の国際情報通信政策アドバイザリー委員会のメンバーを務める。インターネットガバナンスの世界的研究者

岡部晋太郎[オカベシンタロウ]
2007年、総務省入省。情報通信政策の企画・立案や情報通信産業の調査分析に従事。情報通信国際戦略局国際政策課所属。ミシガン大学公共政策学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人生ゴルディアス

2
素人からすると、なにか問題があるのなら(そして実際に色々問題があるように思える)インターネットを統治するなら、そりゃあ国じゃないの? ということになるが、それがあまりに素朴に過ぎることを本書は教えてくれる。そもそも、インターネットとは物理的な装置と技術の塊であり、装置や技術は設計・開発の際の価値観によって規定されるため、後から異なる思想に基づいて管理しようとすると、とてつもない問題を引き起こす。らしい。挙句にネットのエコシステムそのものも独自の問題をはらんでいる。そのあたりを丁寧に教えてくれる。良書2016/07/27

まいまい

1
ネットワークに関わる仕事をしていたので、知識の再確認ができた。たしかに、世界中の誰もが当たり前に使っているインターネットは、もとを辿れば誰が取り仕切っているんだろう…と不思議に思って手にとった。文化の違うユーザーが多数混在するインターネットの世界で、国家・企業・インターネット関連組織が共通のルールを設けることは簡単ではなさそうに感じた。2018/07/10

Kuliyama

1
インターネットの中立性やプライバシー、著作権等の問題を取り上げていて、勉強になりました。2016/02/05

MATSU231

0
多様化、複雑化するインターネットの世界。誰がどこがというコントロールもカオス。そもそも基準を作ることがインターネットの精神に反する気もするが。2017/12/13

akanishi

0
マルチステークホルダーモデル、なる用語が出てきた。国家だけでなく、事業者だけでなく、様々な人と機関によりインターネットが統治されていることを改めて知った。2016/03/21

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