出版社内容情報
論壇随一の辛口評論家が安倍とそれにへつらいながら日本の極右化を進めるエセ文化人どもを一刀両断。人気の政経外科シリーズ新展開。
【著者紹介】
1945年生れ。週刊金曜日編集委員。著書『佐高信の政経外科』シリーズはじめ多数。
内容説明
戦争と統制に抗う言論戦!「戦争のできる国」へと突き進む政権と、勢いづく右派文化人。ファシズムの時代を切り裂く過激な時評集、いま新たに始動。
目次
第1章 安倍晋三と翼賛文化人20人斬り(安倍晋三と軍事統制国家;櫻井よしこよ、驕るなかれ ほか)
第2章 政経外科から新・政経外科へ(ネクタイと背広を捨てて大道へ出よ 社民党が再び立つための三つの提案;新年を賀せぬ日本になりはや一〇年余 ほか)
第3章 思郷通信(“本物のニセモノ”猪瀬直樹と同類の女;声だけは聞いた丸谷才一さん ほか)
第4章 筆刀直評日記(吹き荒れる特定秘密保護法のアラシ 二〇一三年一一月;何から何まで真っ暗闇よ 二〇一三年一二月 ほか)
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県酒田市生まれ。高校教師、経済誌の編集長を経て評論家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カープ坊や
10
『類は友を呼ぶ』 ポツダム宣言すら知らずに戦後レジームを語るバカの周りには、 櫻井よしこ・百田尚樹・ビートたけしなど 極右・軍国・歴史捏造主義者のバカしか寄ってこない。2015/05/23
matsu04
10
ホンモノのニセモノなどなど相変わらずの佐高ブシである。佐高の毒舌が声高になればなるほど、政権が右傾化しているということであろう。2015/03/23
今夜は眠れない
4
んン‼️2016/06/21
山内 ダイスケ
3
相変わらずのメッタ切り。 佐高氏の推薦本も、割合外れがなくて楽しめます。 嫌いな人は嫌いでしょうが。私には痛快。2017/01/22
田中峰和
3
筆者のいちゃもん満載の本だが、批判ではなく悪口は読んでいて辛くなる。ラブアタッカー男の百田尚樹の「永遠の0」を「永遠に0」と揶揄するギャグもあるが、基本は右寄りの有名人への恨み節。成蹊大卒の晋三にとって東大卒の父晋太郎の存在は学歴コンプレックスから距離を置いたとの説。確かに晋太郎の影響を受ければ今のような極右にはならなかっただろう。しかし晋三の好きなA級戦犯の岸信介も東大卒のエリート官僚出身。学歴コンプレックス説には妥当性がない。後半3分の1は安倍批判とは無関係の著者の読書歴。付け足したようで意図は不明。2015/10/19