出版社内容情報
平成25年式年遷宮。「御蔭詣り」から「式年遷宮」まで、日本人が長い間培ってきた日本最高の聖地への信仰を解き明かす。
【著者紹介】
1939年生れ。神道学者。元國學院大學大学院客員教授。國學院大學大学院文学研究科博士課程神道学専攻修了。専門は神道史、祝詞。著書に『神道がわかる小事典』(PHP研究所)、『図説神道』(小社刊)等。
内容説明
二千年の歴史を刻む至高至貴の「神宮」とは?二十年おきに社殿を新しく造る「式年遷宮」、江戸時代に全国規模で行われた伊勢信仰による「御蔭詣り」…。日本人が長い間培ってきた日本最高の聖地への信仰を、歴史、建築、美術、現代の観点から解き明かす。
目次
序 日本人にとって伊勢神宮とは何か
第1章 伊勢神宮の歴史と信仰(神話時代の伊勢神宮―皇大神宮創祀の最初の記録;古代伊勢神宮の歴史と信仰;中世伊勢神宮の歴史と信仰;近世伊勢神宮の歴史と信仰;近代以降の伊勢神宮の歴史と信仰)
第2章 伊勢神宮の式年遷宮(二十年に一度の式年遷宮;式年遷宮の歴史と諸行事;式年遷宮の諸相)
第3章 伊勢神宮の建築と美術(伊勢神宮の建築;伊勢神宮の美術;参詣曼荼羅の世界;朝熊金剛證寺と雨宝童子)
第4章 伊勢神宮の現在(伊勢神宮の百二十五宮社;伊勢神宮の祭典と行事;おはらい町を歩く)
著者等紹介
三橋健[ミツハシタケシ]
1939年、石川県生まれ。神道学者。國學院大學文学部日本文学科を卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得退学。1992年、國學院大學から博士(神道学)の称号を授与。1991年、ポルトガル国コインブラ大学に留学。帰国後、國學院大學講師、助教授を経て教授となる。1996年、國學院大學在外研究員としてフランスとイタリアへ派遣され、パリドフィーヌ大学、グレゴリアン大学、ミラノ東洋学校、ナポリ東洋大学、バチカン放送などで神道・神社に関する講演・講義・放送を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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