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内容説明
ヘラクレイトスからデリダまで哲学者たちは何を考えたのか21世紀のための哲学者列伝。ドゥルーズの愛弟子が哲学者100人の思考の肖像を詩的に描き出すいままでになかった哲学と哲学史への案内。
目次
アヴェロエス(イブン・ルシュド)―読解
聖アウグスティヌス―告白
テオドール・アドルノ―断片
ピエール・アベラール―普通名詞
アラン(エミール=オーギュスト・シャルティエ)―プロポ
アリストテレス―倫理
フェルディナン・アルキエ―欲望
ハンナ・アレント―危機
カンタベリーの聖アンセルムス―神
ミシェル・アンリ―受動性〔ほか〕
著者等紹介
杉村昌昭[スギムラマサアキ]
1945年生まれ。龍谷大学教授
信友建志[ノブトモケンジ]
1976年生まれ。京都大学非常勤講師
村澤真保呂[ムラサワマホロ]
1965年生まれ。龍谷大学准教授
藤田雄飛[フジタユウヒ]
1976年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科助教授
上尾真道[ウエオマサミチ]
1979年生まれ。京都大学GCOE研究員、龍谷大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろゆき
1
百人の哲学者の紹介、素描。通読するより、手元に置いて、今後の読書の指針とするなり、記載の哲学者の本を読んだときのちょっとした参考にするなどの利用が考えられる本。もちろん通読しても楽しいのだが、哲学専攻でそれなりに読んできた私でも、名前さえ知らなかった哲学者がずらりで、しかもその訳書も日本にはなくて死ぬまで読むことはないものなので、辛抱がいると思う。にもかかわらず語り口が絶妙、比較的平易でおもしろく、唸ることしばしば。2016/07/08
ULTRA LUCKY SEVEN
0
図書館で借りてみた。ドゥルーズみたいな文章だなぁと思ったら本当にドゥルーズの愛弟子だったらしい。各3ページぐらいの哲学エッセイ事典です。2013/05/09
ゆういち
0
通読しましたが、再読に向く本というか。通読しても関心を持たなかった項目も、あるときに読んだらすごく関心を持てる項目に感じる可能性を多く含んでいる。2012/03/02
スノウウーマンいくよ
0
さらっと読みました。ある程度知識があった方が分かりやすいと思いますがなかなか良かったです。3人位興味をもてる哲学者を見つけました。より色々調べたくなるのとさらっと知っている人が要点を物語、映画の主人公を交えるあたりが現代の人が解説してるんだなあと思いました。時々、詩的な感じに表現していて楽しかったです。2011/10/19