内容説明
凶悪犯の受刑者だけが棲む刑務所の全貌!初めて明かされる衝撃の実態!刑期8年以上の重罪の受刑者(多くが殺人犯)のみが収容され、全国に5ヵ所しかない「LB級刑務所」―その一つで一生暮らすと決めた無期囚による渾身の観察記録。
目次
はじめに 長期刑務所とはどんなところか
第1章 入所(領置品調べと舎房衣;単独室と考査 ほか)
第2章 日々の生活(朝―起床、朝食、工場;食事―究極のアンチ・メタボ・メニュー ほか)
第3章 年中行事(慰問演芸―若い娘と熟年;のど自慢大会―美声はどこに? ほか)
第4章 懲役囚達の実態(暴力団員達の区分;高潔な仁侠道 ほか)
著者等紹介
美達大和[ミタツヤマト]
1959年生まれ。無期懲役囚。現在、刑期8年以上で犯罪傾向の進んだ受刑者のみが収容される「LB級刑務所」で服役中。罪状は2件の殺人。2009年1月、殺人とはどのようなことか、罪や反省や贖罪とは何かについて真摯に考えた『人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白』(新潮社)を上梓した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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