ベートーヴェンの精神分析―愛と音楽と幼児体験の心理

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309244143
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0011

内容説明

楽聖の背後に隠された二人の人妻と「運命」の四つの音との関係とは?衝撃の真実が。

目次

第1章 アダルト・チルドレン
第2章 「運命」の四つの音
第3章 愛することと働くこと
第4章 生まれ出ずる者たちよ!―一八一二年夏
第5章 遙かな恋人によせて
第6章 第九交響曲
付章 性格学の視点から

著者等紹介

福島章[フクシマアキラ]
1936年、東京生まれ。東京大学医学部卒業、同大学院修了。医師、医学博士。東大病院精神科医師、東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を経て、上智大学名誉教授、日本病跡学会名誉会長。専攻は、精神医学、精神分析学、病跡学、犯罪心理学等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しょこ

2
フロイトの学説を用いながら精神科医が専門的な目線でベートーヴェンの生い立ちを分析していく。面白かったのは夏目漱石を比較にあげているところ。両者とも幼少時代に親の愛情に恵まれなかったトラウマが創作に影響している。 父親からうけた傷、自分の存在価値の不安を「運命」で完全に破滅させたのに対し、成就しなかった恋人への愛は「歓喜の歌」でさえもとどめることができず、彼は死ぬまで共にした。永続性、普遍性は憎しみよりも愛に宿るのだという希望をみることができる。2013/07/11

DataLame

0
堅苦しくない文章で、 なるほどベートーヴェン、って感じでした。 精神分析面からアプローチしたベートーヴェン伝。2024/06/11

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