青少年に有害!―子どもの「性」に怯える社会

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  • サイズ B6判/ページ数 373,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309243160
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0037

内容説明

セックスは、子どもにとって有害か?現代アメリカ社会のタブーにまっこうから挑み、賞賛と論争の嵐を巻き起こした必読の書!第23回ロサンゼルス・タイムズ賞受賞。

目次

危険と喜び、子育てと子ども時代
第1部 有害な保護(検閲―性的なメディアと性を知ることへのためらい;人狩り―小児愛症者恐怖;治療―「性的いたずらをする子ども」と正常という名の抑圧;激情犯罪―法定強姦と女性の欲望の否定;ノーセックス教育―「純潔」から「禁欲」へ ほか)
第2部 感覚とセクシュアリティ(事実―ほんもののフィクション;欠けているものはなにか?―ジェンダー、平等、欲望;よいさわり方―感覚教育;コミュニティ―エイズの時代の危険、アイデンティティ、愛)
道徳性

著者等紹介

レヴァイン,ジュディス[レヴァイン,ジュディス][Levine,Judith]
女性の問題を研究するジャーナリストであり作家。『青少年に有害!―子どもの「性」に怯える社会』により2002年ロサンゼルス・タイムズ賞(今日の問題部門)を受賞した。「ハーパーズ・マガジン」「ヴィレッジ・ヴォイス」「ヴォーグ」「マイ・ジェネレーション」などの雑誌や、salon.com、nerve.comといったオンライン・マガジンに、セックス・ジェンダー・家族・政治・心理学についてのエッセイや記事を執筆する。表現の自由や性教育のために活動し、全国作家連盟、フェミニストのグループ“ノー・モア・ナイス・ガールズ”を設立。ニューヨーク市ブルックリンと、ヴァーモント州ハードウィック在住

藤田真利子[フジタマリコ]
1951年生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CCC

1
こうして見ると禁欲は一種の根性論だなあと思う。2013/09/13

uterium

1
とりあえず本書によると「子どもを性情報から単純に遠ざけること」は悪。エロい本読んだからといってエロくなるなんて、子どもはそんなに単純じゃないぞと。2010/03/28

偏頭痛

1
性表現の規制や性教育についてなどのアメリカでのレポート。その手について興味がある人は読むといいかも。2009/08/02

くさてる

0
副題が示す通り、子供と性という問題に対して大人がどう関わってきたか、アメリカの事例が丁寧に語られる。ひとつの立場を代表して書かれているとは思うけれど、この問題について考えるひとならば無視できない内容と思う。2011/01/12

水海 瞬

0
アメリカの、キリスト右派や反ポルノ派フェミニストによる”セックス”に対する攻撃によってモラルパニックが起きる。 それによって性教育が禁欲だけになり、社会がおかしくなっていく様がよくわかる。ただ、巻末の解説が解説というより自説を書いているだけという感じなのがマイナス。 解説者の選定は非常に大事なんだなと。2023/04/23

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