内容説明
インターネットとコンピュータの普及により、今、多くの変化が起こっている。従来の資本主義をささえてきた企業的な価値観や規範とは、まったく違う何か―仕事やお金に対する倫理観、時間に対する考え方―が近年急速に一般化し、拡大している。今日のいわゆるネット社会でどんな変化が実際に起きているのか、また、いかに変化してきたのかをまとめた、画期的な本。
目次
第1部 労働倫理・楽しくなくっちゃ、仕事じゃない―あなたは何のために働くか?働くことの意味
第2部 金銭倫理・人生の目的は、お金だけじゃない―あなたにとってお金とは何か?お金の意味
第3部 ネット倫理・プライバシー、表現の自由―ネットワーク社会のルールとは何か?
著者等紹介
ヒマネン,ペッカ[ヒマネン,ペッカ][Himanen,Pekka]
1973年、フィンランド生まれ。20歳でヘルシンキ大学哲学博士号取得。現在、ヘルシンキ大学教授、カリフォルニア大学バークレー校客員教授。4冊の本を出版しており、’98年には哲学学習CDロムで、ECの学習用マルチメディアの年間最優秀賞であるEuroPrix賞を受賞。また、インターネット大学のプロジェクト「ネットアカデミー」のディレクターでもある。本国フィンランドでは自分のテレビ番組を持ち、教育庁にコンピュータ教育のアドバイスを行っている才人
トーヴァルズ,リーナス[トーヴァルズ,リーナス][Torvalds,Linus]
1969年、フィンランド生まれ。ヘルシンキ大学在学中の’91年に、Linuxを開発、世界中にオープンソース運動を巻き起こした。コンピュータ界で最も崇められているカリスマ的存在
カステル,マニュエル[カステル,マニュエル][Castells,Manuel]
カリフォルニア大学バークレー校社会学部教授。情報社会学の第一人者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
mainasushikou
むじな
Junichi Shimizu
5roumiles