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新・遣欧使節回覧実記―日本大使のベルギー奔走記

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344914810
  • NDC分類 302.358
  • Cコード C0095

内容説明

ベルギーを知ればヨーロッパが分かる!司馬遼太郎は『オランダ紀行』の中で「ベルギーにはヨーロッパ文明のすべてがある」と喝破し、明治初期に米欧諸国を歴訪した岩倉使節団も『回覧実記』の中でベルギーを絶賛した。日白外交関係樹立150周年が過ぎた今、ベルギーの姿を元大使が克明に記録し、明日のヨーロッパを読み解く滞在記。

目次

第1部 ベルギーを知ればヨーロッパが分かる(ベルギーとヨーロッパ;ベルギーという国の「かたち」;ベルギーの国内状況はヨーロッパの縮図;ベルギー王国の貴族社会;お城と教会の国;ビールとチョコレートが自慢;ベルギー人の勤労精神と労働事情;ベルギーは税金が高い国;ベルギーの金満家たち;国際都市ブリュッセルの実相;ブリュッセルは外国人の街?;難民の受け入れと教育問題はヨーロッパ共通の悩み;「欧州統合」とNATOこそベルギーの生きる道)
第2部 日本大使のベルギー奔走記(ベルギーはヨーロッパ歴史の十字路;ベルギー社会とヨーロッパ;ヨーロッパ市場でビジネス展開するベルギー企業;ベルギーに進出する日本企業の狙いはヨーロッパ市場;「古いヨーロッパ」を知るための文化遺産;個性的なベルギーの地方都市;ヨーロッパを代表するベルギーの教育機関;日・ベルギー開発発展に関わった先人たち;21世紀の日本・ベルギー交流;大使としての公務;ベルギー余話)

著者等紹介

坂場三男[サカバミツオ]
元ベルギー王国駐箚特命全権大使。1949年、茨城県ひたちなか市生まれ。1973年、横浜市立大学文理学部文科を卒業後、外務省に入省。フランスで語学研修した後、インド、フランス、エジプト、米国(シカゴ)などで勤務。外務本省では大臣官房総括審議官、中南米局長、外務報道官などを歴任し、2008年から2010年まで駐ベトナム大使を務める。2014年、駐ベルギー大使・NATO日本政府代表の任を最後に外務省を退官。2015年‐17年に横浜市立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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