百姓(ひゃくせい)の国

百姓(ひゃくせい)の国

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309241579
  • NDC分類 384.3
  • Cコード C0039

内容説明

新たな日本像の構想。列島各地の暮らしを訪ね、日本的生活の原型を探る。

目次

第1章 やきもの行商人が歩いた道
第2章 おたたさんたちの稼ぎ
第3章 山里の神楽
第4章 荒物師の腕
第5章 酒蔵と杜氏のふるさと
終章 合間の稼ぎと農業

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tama

6
図書館本 著者の文章と感じておられることが好きなので 百姓は「農家農民」に限らず、もとは一般人の意。農も漁も実際のところ昔から多角経営。工も、商も工事も当たり前にコナしていたという。言われてみるとその通り。焼き物職人、酒造り、廻り神楽、出稼ぎ・行商・馬方。でも本格的に商・工に全力投入はしない。独立しても分けてもらった田と畑だけでは足りないので農閑期などに「合間の稼ぎ」をする。それこそ日本の百姓の普通の姿。地主・小作は西日本では主従ではなかった。戦後の農業政策こそ農家の自助努力を損なう弊害。民俗学面白い!!2020/11/19

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