内容説明
問わねば誰もが知っているはずのまじわる身体の経験を追い人間とその社会の隠された生き方をとらえる学問の冒険考。
目次
序章 フィールド・ワーク
1 身体から見えること(身体の人類学へ向けて―デカルト的袋小路からの脱出;身体が表示すること―男と女、おとなと子供;身体のなわばり―訪問と挨拶;儀式化される身体―理論化への試み;遊ぶ身体―「あたりまえ」のなかの謎)
2 身体と言葉(「しゃべる身体」へ―グウィ自身はどう感じているのか;関係としての身体―ふれることへの意味づけ;身体のイディオム―「身ぶり」と「すがた」への言及;「性」としての身体―愛と嫉妬)
終章 フィールドから帰って