出版社内容情報
誰もが持つ「意図しない偏見や差別=無意識のバイアス」。最新の科学的研究と具体例を用い、克服のための、そして「形成させない」ための実践的アプローチを探る革新的一冊。
著者情報
科学・文化ジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズなど多数のメディアに寄稿。初の著書である本書で王立協会科学図書賞をはじめ数々の賞にノミネート、世界経済フォーラムで年間ベストブックに挙げられ注目される。
内容説明
たとえ悪意がなくても、公平に接しているつもりでも、人を差別してしまうことはある。公正でありたいという気持ちと、現に起こっている差別との落差を言い表すために生まれたのが、「無意識のバイアス」という言葉だ。本書の目的は、そんな無意識のバイアスに終止符を打つことだ。
目次
1 バイアスを理解する(バイアスの追跡者;脳は違いをどう見るか;微小なバイアスの重大な帰結)
2 思考を書き換える(習慣を断ち切る;生死を分ける瞬間;ロス市警のジグソーパズル)
3 新たな場所にとどまる(不完全な人間のためのデザイン;多様性の存在証明;インクルーシブな環境をつくる ほか)
著者等紹介
ノーデル,ジェシカ[ノーデル,ジェシカ] [Nordell,Jessica]
サイエンスライター、科学・文化ジャーナリスト。バイアスと差別の問題に長年取り組み、ニューヨーク・タイムズ、アトランティック、ニュー・リパブリックほか多数の有名メディアに記事を寄稿。初の著書である本書で、王立協会科学図書賞をはじめ数々の賞にノミネートされた。本書は世界経済フォーラムで年間ベストブックに挙げられるなど注目を集め、スタートアップ企業から大学や医療機関まで様々な組織でバイアスの問題を解決するために活用されている。ハーバード大学卒業、ウィスコンシン大学マディソン校修士課程修了。ミネソタ在住
高橋璃子[タカハシリコ]
翻訳家。京都大学卒業、ラインワール応用科学大学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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