憎悪の科学―偏見が暴力に変わるとき

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憎悪の科学―偏見が暴力に変わるとき

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  • サイズ A5判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309231273
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0030

内容説明

ネット右翼、陰謀論、テロ攻撃―なぜ無くならないのか?“普通”の人々が「憎悪」に駆られて、誹謗中傷や暴行に手を染めるメカニズムとは?そして、それを止める方法とは?英国政府、Twitter、Googleなどに助言を行う第一線の犯罪学者が、神経科学や心理学、データサイエンスを駆使して辿り着いた結論!

目次

第1部 憎悪の基盤(憎むとはどういうことか;ヘイトクライムの発生件数;脳と憎悪;私の脳と憎悪;集団脅威と憎悪)
第2部 憎悪の促進剤(トラウマ、コンテインメント、憎悪;トリガーイベントと憎悪行為の増減;憎悪を生み出す過激派のカルチャー;ボットと荒らしの台頭;言葉と行動による憎悪行為;偏見が憎悪に変わるティッピングポイン卜―いかにしてそれを防ぐか)

著者等紹介

ウィリアムズ,マシュー[ウィリアムズ,マシュー] [Williams,Matthew]
英国カーディフ大学の犯罪学教授。ヘイトスピーチやヘイトクライムの研究の第一人者として知られている。その成果はBBCドキュメンタリー、『ガーディアン』紙、『タイムズ』紙、『サイエンティフィック・アメリカン』誌、『ニュー・サイエンティスト』誌などの多数の著名メディアで紹介されており、英国政府、Twitter、Googleなどに助言を行っている。また、データサイエンスの手法で調査・対策に取り組む「HateLab」の所長を務めている

中里京子[ナカザトキョウコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

34
実に力の込められた力作だと思った(何せ著者が自分を実験台にしてまで研究したくらいなのだから)。憎悪という感情から生じるヘイトクライムについて、やまゆり園の事件まで含めて広くサンプルを採集しそこから実験データを元に分析を施していく。人間は憎悪を学習するのか、それとも生来そうした性質が備わっているのか。それは「どちらとも言える」からこそ難しいのだろう。ヘイトクライムの犯罪者の人生をも洗い直すことで勇気を持って見つめるスタンスに著者の優しさと冷徹さを感じる。希望が見えてくる教訓を示しているところもまた美点だろう2023/05/14

akanishi

3
あまり科学っぽくはなかった。人種に関してのヘイトが多く語れていて、日本ではちがうのかなとは感じつつ、いやいやそうではないな、とも。2025/07/19

AKN

3
長いが、非常におもしろい。ヘイトスピーチとか、ヘイトクライムについて知りたい人はわりと最近の事案ものっているので勉強になる。ネット社会が知りたい情報だけを集めるアルゴリズムで確証バイアスを招いていて、それがヘイトや差別に拍車をかけていると。2023/11/24

やご

2
実際にヘイトクライム(個人的にはピンとこない用語で、訳して「憎悪犯罪」とした方が理解しやすいです)の被害者となった経験を持つ英国の犯罪学者(元はジャーナリスト志望だったのが、被害を契機に犯罪学の研究に転身したとのこと)による、科学の観点からなされた憎悪の研究成果を幅広くまとめたもの。副題に「偏見が暴力に変わるとき」とあるように、偏見が憎悪の根底にあるとの立場から書かれています。研究者による本らしく、まず「憎むとはどういうことか」(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1664.htm2025/06/25

ソフトバンク

1
アメブロに書きました https://ameblo.jp/softank/entry-12818089608.html2023/08/12

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