内容説明
大学を中退して山野に分け入った若き日の七年、私度の留学生としての突然の登場、唐での豊かで華やかな才能の開花―土俗と文明、信仰と国家を統一するその思想の根源に、この国を統一し、後に歴史の陰謀の中で消されていった“曙の覇王”の血脈がほの見える。
目次
空海と消された覇王
第1部 空海の謎に向かって(栄光の佐伯氏;空海とオオトシ;僧形八幡神 ほか)
第2部 空海と聖徳太子(如意輪観音の謎;石山寺と良弁;岡寺の深き闇 ほか)
第3部 空海・覇王まんだら(神護寺の薬師如来;延暦寺の薬師如来;鞍馬の毘沙門天 ほか)
著者等紹介
小椋一葉[オグラカズハ]
1942年岐阜市生まれ。京都大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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